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ふぐによる食中毒にご注意ください

印刷用ページを表示する掲載日2024年8月1日

ストップフグ食中毒

フグ毒の特徴

ふぐの仲間のほとんどが体のどこかに毒をもっています。
中でもテトロドトキシン(TTX)という猛毒の神経毒が有名です。テトロドトキシンは300度で加熱しても分解されず、通常の加熱調理では毒性を失うことはありません。
毒力は季節により大きく変化し、産卵期(12~6月)に最も強くなります。また、同じ種類のフグでも、獲れた場所や個体によって数十倍から数百倍の毒力の違いがあります。  

フグ毒による食中毒を防ぐには

消費者の方へ

  • 県内で発生しているフグ毒による食中毒の多くが一般家庭において発生しています。
  • 素人調理は絶対に止めましょう。

営業者の方へ

    「広島県ふぐの処理等に関する条例」に基づき、次のことを厳守してください。

  • ふぐ処理を行うときは、「ふぐ処理施設」として保健所に届け出ること。
  • ふぐ処理は、県の免許※を受けた「ふぐ処理者」自身が行うか、「ふぐ処理者」の立会いの下、その指示を受けて行うこと。
  • 「肝臓」「卵巣」等の有毒部位は絶対に提供しないこと。

 ※ 県の管轄地域の場合(広島市、呉市、福山市を除く県内)。広島市、呉市、福山市内でふぐ処理を行う場合は、それぞれの自治体の免許が必要です。

 【参考】広島県における年次別ふぐ食中毒発生状況  (令和4年10月18日現在)

次区分 H25年 H26年 H27年 H28年 H29年 H30年 R1年 R2年 R3年 R4年
件数 4件 4件 6件 4件 2件 1件 3件 1件 5件 2件
有症者数 7人 4人 11人 8人 3人 1人 3人 1人 7人 2人
死者数 0人 0人 0人 0人 0人 0人 1人 0人 0人 0人

 厚生労働省(フグによる食中毒に関する情報・関連通知ページ)

ヒガンフグ

ふぐが混入した魚の販売事例について

 近年、全国各地で、カタクチイワシや小アジ等の中にふぐの稚魚が混入したまま小売店等で販売される事例が頻発しており、県内でも自主回収された事例が発生しています。

消費者の方へ

購入した魚とは異なる種類の魚が混入していた場合は、食べる前に販売店に確認してください。

営業者の方へ

魚介類の小分け包装等をする際は、ふぐ等の有毒魚及び魚種不明の魚が混入していないことを確認し、一般消費者等へ有毒魚等を販売しないよう注意してください。

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