広島デジフラ構想2024
印刷用ページを表示する掲載日2024年4月19日
「社会資本未来プラン(令和3年3月)」に掲げる各種事業や取組の効果を高めるための施策である「デジタルトランスフォーメーション」を具体化するための関連計画として、令和3年3月に「広島デジフラ構想」を策定し、構想に掲げる具体な取組を推進しています。
また、構想に掲げる取組案については、毎年度フォローアップを実施し、取組内容やロードマップの見直しを行っています。
今回の改訂では、既存の50項目のうち22項目について、取組の前倒しや取組内容の拡充・具体化などの見直しを行い、「広島デジフラ構想2024」として、令和6年3月に改訂しました。
また、構想に掲げる取組案については、毎年度フォローアップを実施し、取組内容やロードマップの見直しを行っています。
今回の改訂では、既存の50項目のうち22項目について、取組の前倒しや取組内容の拡充・具体化などの見直しを行い、「広島デジフラ構想2024」として、令和6年3月に改訂しました。
第1 総論
1 策定の趣旨
本県では、令和2年10月に策定した県の総合戦略である「安心▷誇り▷挑戦 ひろしまビジョン」において、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を全ての施策を貫く3つの視点の一つとして掲げるとともに、令和3年3月に策定した社会資本分野のマネジメント基本方針である「社会資本未来プラン」においても、効果を高めるための施策として位置付け、先駆的に取り組むこととしています。
「広島デジフラ構想」は、建設分野における調査、設計、施工から維持管理のあらゆる段階において、デジタル技術を最大限に活用し、官民が連携してインフラ(公共土木施設等)をより効果的・効率的にマネジメント(管理・運営)していくため、目指す姿や具体な取組案をとりまとめたものです。
「広島デジフラ構想」は、建設分野における調査、設計、施工から維持管理のあらゆる段階において、デジタル技術を最大限に活用し、官民が連携してインフラ(公共土木施設等)をより効果的・効率的にマネジメント(管理・運営)していくため、目指す姿や具体な取組案をとりまとめたものです。
2 策定の背景
- 2.1 デジタルビジネス時代の到来
進展するデジタル技術とデータを活用し、新たなサービスやビジネスモデルを実現する動きが社会全体で進んでいます。 - 2.2 広島県のDXの取組状況
「広島県DX推進本部」を令和元年7月に設置し、「仕事・暮らしDX」、「地域社会DX」、「行政DX」の3つの柱と、取組方針である「広島たちまちDX」により、DXを推進しています。さらに、官民でデジタル技術やデータを有効活用して、将来の広島県を創っていくための実践を促すため、「広島県DX推進コミュニティ」を令和2年11月に創設するなど、全国に先駆けた取組を進めています。 - 2.3 国土交通省の動向
「国土交通省インフラ分野のDX推進本部」の設置(令和2年7月)や「国土交通データプラットフォーム1.0」の公開 (令和2年4月)など、インフラ分野におけるDXを推進しています。
3 現状と課題
- 3.1 自然災害の激甚化・頻発化
デジタル技術やデータを活用し、計画的なハード整備や維持管理をより効果的・効率的に推進することや、災害リスク情報等の的確な発信や防災教育の高度化など、ソフト対策の更なる充実・強化が必要となっています。 - 3.2 インフラ老朽化の進行
デジタル技術を活用した維持管理の一層の高度化・効率化が必要となっています。 - 3.3 人口減少、少子化・高齢化による建設分野の担い手不足
i-Constructionの推進などによる建設分野の生産性向上が必要となっています。 - 3.4 新型コロナウイルス感染症をきっかけとした社会変容
デジタル技術やデータを活用することによって、様々な場面での、書面・対面にとらわれない働き方の推進が必要となっています。 - 3.5 デジタル化やデータ利活用の遅れ
利便性などの県民サービスの更なる向上や新たなビジネスモデルへの転換につなげるために、インフラデータを官民で利活用できる仕組みの構築が必要となっています。
4 基本的な考え方
社会情勢の変化に伴う様々な課題に的確に対応していくためには、急速に進展するデジタル技術の活用は非常に有効な手段です。
このため、本構想の実現に向けて、次の3つの考えを基本に、5つの姿勢で取組を推進することとしています。
第2 目指す姿と取組体系
1 取組期間
令和3年度から令和7年度までの5年間とします。
2 目指す姿
「社会資本未来プラン」に示す県土の将来像の実現に向けて、本構想では次の5つの姿を目指しています。
第3 具体な取組案
具体な取組案は、本構想の策定時点で想定する取組の将来像や内容をとりまとめたものです。今後、デジタル技術の進展や取組の進捗状況などにより、他分野への応用や、複数の取組を組み合わせた新たな取組への発展も見込まれます。このため、毎年度フォローアップを実施し、取組内容やロードマップの見直しを行います。
また、取組案に加え、様々な施策アイデアについても、引き続き具体化に向けて検討・調整を進めていきます。
また、取組案に加え、様々な施策アイデアについても、引き続き具体化に向けて検討・調整を進めていきます。
このページに関するお問い合わせ先
建設DX担当
〒730-8511 広島市中区基町10番52号(北館6F)
代表
電話:082-513-3862
Fax:082-223-3593
E-mail:kensetsudx@pref.hiroshima.lg.jp
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