「ひろしま未来チャレンジビジョン」の計画期間が令和2年度で終了することから,次の10年間における目指す姿とその実現に向けた取組の方向性を明らかにし,新たな広島県づくりを推進するため,令和3年度を始期とする新たなビジョンを令和2年10月に策定しました。
将来を展望すると,社会経済環境の変化が予測され,こうした情勢変化は,より一層激しさを増し,先行きの不確実性や不透明さが高まるものと考えられます。
こうした時代においても,未来を担う次の世代にしっかりとバトンを託すため,概ね30年後の「あるべき姿」を構想し,10年後の「目指す姿」とその実現に向けた取組の方向性を描き,県民の皆様にお示しするものです。
県民の皆様とその目指す姿を共有し,共感を得ることで,県民の皆様と一緒に新たな広島県づくりを推進していきます。
将来にわたって,「広島に生まれ,育ち,住み,働いて良かった」と心から思える広島県の実現
県民一人一人が「安心」の土台と「誇り」により,夢や希望に「挑戦」しています
~仕事も暮らしも。里もまちも。それぞれの欲張りなライフスタイルの実現~
県民一人一人が暮らす環境や立場は,それぞれ異なりますが,まずは,県民が抱く不安を軽減して,「安心」につなげるとともに,県民の「誇り」につながる強みを伸ばして,安心の土台と誇りの高まりにより,県内のどこに住んでいても,県民一人一人が夢や希望に「挑戦」できる社会を目指します。
新型コロナ危機によって,過度に進行した「密集・密閉・密接」を避けて,人と人との距離を保つ「分散」がもたらす価値が改めて認識されました。
一方で,日本が持続的に発展し続けるためには多様なイノベーションを生み出す知の集積や集合も必要であることから,分散か集中の二者択一的な選択ではなく,「適切な分散」と「適切な集中」それぞれの創造が求められます。
令和3(2021)年度~令和12(2030)年度【10年間】
目指す姿として掲げる「安心」「誇り」「挑戦」の実現に向けて,全ての施策を貫く3つの視点を掲げて取り組むとともに,様々な施策を相互に連関させ,相乗効果を創出します。
ビジョンの実効性を確保するため,ビジョンに掲げる17の施策領域の課題や取組の方向を踏まえ,目指す姿に至るまでのギャップを埋めるための手法を戦略化し,着実に推進していくための実行計画(安心・誇り・挑戦 ひろしまビジョン アクションプラン)を策定しました。
このアクションプランは,まち・ひと・しごと創生法第9条に基づく,本県の「まち・ひと・しごと」の創生に関する基本的な計画(総合戦略)としても位置付けます。
令和3(2021)年度~令和7(2025)年度【5年間】
この度策定しましたビジョンの目指す姿を県民の皆様と共有して,一緒に新たな広島県づくりを進めていくため,湯崎知事が県内各市町を訪問して,県民の皆様と直接語り合う意見交換会を順次開催いたします。
詳しくは「【ひろしまビジョン意見交換会】湯崎知事と「ひろしまの未来を語る」を開催します!」をご覧ください。
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