しまなみ海道サイクリングロードにブルーラインを整備
~しまなみ海道でサイクリングを楽しもう!~
広島県では,平成22年10月よりしまなみ海道サイクリングロード推奨ルート上の管理道路で,車道の路側に推奨ルートを明示するブルーラインと距離標の路面標示整備を進めてきました。推奨ルート上の市道においても尾道市により整備が進められ,平成22年度末までに全ての整備が完了しました。
整備状況(生口島)
整備状況(向島)
<インデックス>
2-1 ブルーライン目的
2-2 距離標示(方向標示)について
1 しまなみ海道サイクリングロード推奨ルートとは
しまなみ海道サイクリングロード推奨ルートは,平成10年8月に広島県や尾道市などから構成された「広島県しまなみ海道’99イベント協会」などが中心となり,初心者でも楽しめるルートとして設定されました。ルートは,県が管理する国道・県道,尾道市が管理する市道,本州四国連絡高速道路株式会社の管理する西瀬戸自動車道の渡海橋から構成されています。
<サイクリングロード推奨ルート>
<しまなみ海道サイクリングロード距離(参考)>
2 今回の整備について
2-1 ブルーラインの目的
ブルーのラインは,車道左端に幅20cmで設置しております。
設置目的は次のとおりです。
- サイクリング推奨ルートを明示し,多くの方に分かりやすい案内を行う。
- 車道を走行する自転車利用者に対し,左側走行の原則に対する注意を喚起する。
- 自動車運転者に対して,自転車への注意を喚起する。
2-2 距離標示(方向標示)について
ラインと併せ路面に整備した距離標示は,推奨ルート上における尾道駅~今治市サイクリングターミナル「サンライズ糸山」までの距離を示しています。1kmおきに設置しておりますので,走行の目安としてお役立てください。また,推奨ルート以外から来られた人へも方向を示すため,主要交差点では距離表示のない方向標示も設置しております。
<整備イメージ> |
<距離表示例> |
<方向標示例> |
3 Q&A
○ どうしてブルーのラインなの?
● 尾道市などから構成される「しまなみ海道サイクリングロード整備連絡会議」において,しまなみ海道を象徴する色として「しまなみブルー」が選定されています。今回の整備にあたっては,その「しまなみブルー」を尊重し,ラインの色にブルーを採用しました。
○ 雨などで濡れたラインは,スリップしやすいのでは?
● 今回整備したラインは,滑り止め舗装と呼ばれるもので,細かな粒状の突起により滑り止め効果があります。通常の道路区画線と比べ,濡れた状態でも非常に滑りにくくなっています。
○ 車道にラインがあるが,サイクリング時は歩道を走ってはいけないの?
● 道路交通法では,自転車は歩道又は路側帯と車道の区別がある道路においては,
- 車道を通行しなければならない。
- 道路の左端に寄って通行しなければならない。
とされています。
しかし,道路標識等により通行することができるとされている歩道では,歩道の中央から車道よりの部分を通行することが可能であり,また自転車の運転者が,児童や幼児の場合や道路状況によりやむを得ない場合は歩道を通行することができるとされております。
推奨ルート上の歩道においても,概ね普通自転車の歩道通行可の交通規制がなされておますので,現地の道路標識に従い適切な自転車通行をお願いします。
4 リンク集
◆しまなみ海道沿線自治体ホームページ
◆しまなみ海道サイクリングマップ・レンタサイクル情報
○ 一般社団法人 しまなみジャパン
(SHIMAP しまなみ海道観光マップ)
5 広島県内のサイクリングロード
6 広島県内のドライブマップはこちら
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