17時00分、第119回広島県清酒品評会褒賞状授与式に参加しました。
今年の原料米は、稲が実る時期にあたる8月上旬から9月下旬にかけて
平均気温が平年より高く推移したことや、
酒造期にあたる12月から2月にかけて平均気温が過去2番目に高くなるなど、
かなりの暖冬になったことから、酒造りにおいては、
発酵温度の調整に苦労された会社もあったと伺っています。
このような厳しい環境の中、今年の品評会に出品されたお酒は、例年どおり、
いずれも酵母が醸し出す華やかな香りと、麹や米に由来する上品な甘味や「広島の酒」らしい
旨味の余韻を感じる逸品ばかりとお聞きしています。
これも、ひとえに皆様方の御努力の賜物であり、深く敬意を表する次第です。
県では、G7広島サミットで高まった広島のプレゼンスを追い風とした「ひろしまブランド」の
価値向上に向けた取組を行っています。
広島を代表する日本酒については、EUやアジアでの販路拡大を目指し、
現地での商談会などの開催による新規商流の構築やプロモーションの実施による
認知度向上に取り組んでまいります。
今後、こうした取組を足掛かりとして、「広島の酒」のブランド化を引き続き加速させてまいります。