広島県におけるがんによる死亡者は、全死亡者の約3割。
1年間でがんにかかる人の数は約1万9千人にのぼります。
にもかかわらず、広島県のがん検診受診率は20〜30%程度と低迷。
がんが治る確率が飛躍的に高くなる早期発見の機会が十分に活かされていません。
広島県がんよろず相談医でもある藤浪先生(藤浪医院・医院長)によると、「がんの初期段階は自覚症状がほぼありません。
だからこそ、早期発見、早期治療が大切。
私自身、定期的ながん検診で、早期発見した例を数多く経験しています。
40歳を過ぎたら誰もががんを疑ったほうがいいですね」。
早期がんの段階で治療すれば、5年後の生存率は多くの場合、約95%。
がんが進行する前に受診しておくことが重要なのです。
広島県が勧めるがん検診は、5種類。
肺がん検診、胃がん検診、大腸がん検診は1年に1回、乳がん検診、子宮頸がん検診は2年に1回受けることが理想的。
いずれのがんも検診を受ければ早期発見が可能です。
【お問い合わせ】がん対策課 TEL.082(513)3063 詳しくはがん対策課のページへ
私もときどき子どもを公園に連れていきますが、以前に比べて、パパと子どもが一緒のところをよく見かけるようになりました。
広島県では、イクメンを増やすためにさまざまな施策に取り組んでいます。
県内の男性の育児休業取得率は、0.6%(H19)だったものが、現在(H24)では7.2%にアップし、全国平均の1.89%を大きく上回りました。
しかしながら、まだまだ男性の育児・家事時間は短いのが現状です。
今年の3月には、イクメンを増やす取組をさらに加速させるため、イクメンを応援する企業経営者による「イクメン企業同盟」を結成しました。
パパが育児に関わることで、子どもは肉体的にも精神的にも成長しますし、ママはいきいきと輝きます。
これからも、県の取組に注目してくださいね。
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