「ひろしま未来チャレンジビジョン」を改定し、新たな挑戦を推進する広島県。今回は、湯崎知事とともに、元広島東洋カープの選手で、現在は野球解説者として活躍する前田智徳さんに、広島県の魅力や可能性、将来の展望についてご自身の経験談を交え、熱く語っていただきました。
湯崎 | 視点の三つ目は「都市と自然の近接ライフ※」です。熊本出身の前田さんは、広島の都市や自然の魅力をどのように感じていますか。 |
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前田 | 広島は海も山も近い。私はゴルフが好きなのですが、広島だとゴルフ場まで1時間半くらいで、帰りも渋滞せず疲れません。 |
湯崎 | 東京だと明け方に出発して、帰りは渋滞で夜遅くに帰宅するというのが普通ですからね。 |
前田 | カープ、サンフレッチェ、JTサンダーズといったプロスポーツチームがたくさんあるのもいいですね。一流選手のプレーを肌で感じられる機会が身近にあることは、子供たちにとって大変良い刺激になると思います。 |
湯崎 | キャンプやスキーなど自然を満喫できる場所も多いんです。 |
前田 | 私も子供たちと一緒に、念願のスキーにチャレンジしたいと思っているんです。 |
湯崎 | 広島はスキー場も近いですから、ぜひ都市と自然の近接ライフを満喫してください。 |
湯崎 | 広島は実はすごいところなので、ぜひその良いところを県民の皆さんにも意識していただいて、「究極のホームタウンひろしま」を自ら感じ、県外の方にも発信していただきたいと思っています。目指す姿の実現に向けて、我々も挑戦を続けます。 |
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前田 | 今日のお話で、当たり前のように暮らしていた広島の魅力を再認識させていただき、自分自身もいろいろなことに挑戦していきたいという意欲が湧いてきました。 |
湯崎 | 仕事も暮らしも欲張りなライフスタイルの実現に向けて、ともに頑張りましょう。本日はありがとうございました。 |
前田 | こちらこそありがとうございました。 |
現状で推移した場合、2060年の人口は200万人を下回る見込みです。しかし、出生や社会移動に関する県民の希望☆が実現し、合計特殊出生率や転出超過が改善した場合、2060年の人口は約235万人となり、約45万人の押し上げ効果が期待できます。
このまま高齢化が進むと、2060年には現役世代1.3人で1人の高齢者を支える社会に。しかし、出生や社会移動に関する県民の希望が実現すると、1.8人で1人の高齢者を支える人口構造となり、県民一人当たりの負担の増加は軽減されます。
☆「出生や社会移動に関する県民の希望」
(県がH27に実施した調査により算出)
・県民希望出生率…1.85
・県内での進学を希望する県内高校生の割合…61.2%
・県内での就職を希望する県内大学・短大生の割合…66.3%
・県出身で大都市圏に居住する若者のUターン希望…68.5%
イノベーション
フロンティア精神にあふれた県民性を生かし、様々な分野でイノベーションを起こして、生産性や暮らしの利便性の向上を図る。
ファミリー・フレンドリー
保育・教育・医療の充実、住環境の向上など、家族で住みたい環境づくりを通じ、誰もが暮らしやすい広島県の実現を目指す。
都市と自然の近接ライフ
都市と自然が近く、どちらの魅力も満喫できる環境を生かし、都市も自然もスマートに楽しむライフスタイルの魅力に磨きをかける。
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