平成30年度は、「欲張りなライフスタイル」の実現に向けて、これまでの成果を確かな軌道に乗せ、次のステージにつなげていくための大切な年と位置付けました。
今後、少子高齢化や第4次産業革命の進展などにより、社会のシステムが大きく変わっていくことが予想されます。
時代の変化に対応して、意欲のある働き手の雇用の場をつくり、県民一人ひとりが仕事と暮らしを追求し、個性と能力を発揮できる「欲張りなライフスタイル」を実現することができるよう、6つの施策の柱に基づいて、総合的に施策を推進します。
都市と自然が近接している広島県の特徴を生かしながら、中山間地域の活性化や都市圏の活力強化に取り組みます。
地域で活躍できる人材の育成とネットワークづくり
ひろしま里山・人材力加速化事業【注目事業】
事業費：3,200万円
これまで育成してきた中山間地域の地域づくりリーダーの活動が、継続的に展開されるよう、サポート体制の整備等を行うとともに、新たな人材の育成・確保に取り組みます。
地域のしごと創生に向けたチャレンジ支援
チャレンジ・里山ワーク拡大事業【注目事業】
事業費：6,000万円
中山間地域の資源である廃校舎や古民家等を活用して、企業の「サテライトオフィス」*の誘致を目指す市町に対して、お試し勤務をするための施設の整備や現地案内ツアーの実施などを支援します。
*「サテライトオフィス」…企業の本社から離れたところに設置したオフィス。ITの発達により、中山間地域でも設置が容易になりました。
多様な人材を惹きつける魅力的な都市環境の創出
都市圏魅力創造事業【注目事業】
事業費：800万円
広島都市圏及び備後圏域の中心である広島市、福山市と連携して、紙屋 町・八丁堀地区などの広島市都心のまちづくりや、福山駅前の再生を推進します。
目標
◆地域づくり活動をリードする人材の育成
県民の皆さんが気軽にスポーツを楽しめる機会をつくるとともに、観光や文化、教育などの推進にもスポーツを最大限活用し、スポーツを核とした地域づくりに取り組みます。
スポーツをはじめ、経済や文化でも交流を促進
メキシコ選手団 事前合宿受入等推進事業【注目事業】
事業費：6,900万円
2020年東京オリンピック競技大会に向け、メキシコ合衆国選手団の事前合宿を県内10市町で受け入れ、幅広い分野での交流を行い、県全体の活性化につなげます。
アーバンスポーツの世界大会を支援
FISEワールドシリーズ 広島2018開催支援事業【注目事業】
事業費：5,000万円
日本初開催となるアーバンスポーツ*の世界大会「FISE」を支援し、県内におけるスポーツの振興や地域経済の活性化につなげていきます。
*「アーバンスポーツ」…都市の遊びから生まれた若者に人気のあるスポーツで、音楽やファッション性を伴い、都市的なイメージを持つ一連の競技。2020年東京オリンピック競技大会で追加となるスケートボードやボルダリングなどがあります。
スポーツを核とした地域づくり施策の検討
スポーツ振興基礎調査費【注目事業】
事業費：500万円
県内におけるスポーツを核とした地域づくりに向けて、スポーツを活用した地域活性化の事例調査など、効果的な施策を行うための基礎調査を実施します。
目標
◆国際レベルまたは全国レベルで広島県の魅力を発信する合宿・大会・イベント等の実施
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