「ひろしま『ひと・夢』未来塾」地域密着型人材育成コースの第3回講座を開催しました。
地域密着型人材育成コースは,中山間地域の身近な課題解決に向けた活動の実践を志す皆さんが受講しています。
今回は,福光酒造(山県郡北広島町大朝)での現地研修です。
先代が病で倒れてやむなく廃業された福光酒造を再興された,蔵元の福光寛泰(ふくみつ ひろやす)さんのお話を伺いました。福光さんは9年後に勤めていた酒造会社を退社し,福光酒造の再興に臨みました。荒れ果てた酒蔵の掃除から始め,廃業に伴い返納された日本酒の酒造免許取得のハードルが高いことから再取得を断念したものの,北広島町が有していた特区免許を生かして,「どぶろく」と「葡萄酒」を造ることを決意されたそうです。
この福光酒造の酒蔵は,地域の方々が集まる拠点として活用され,地域に開かれた施設になっています。
受講生の地域活動のイメージを高めるために,未来塾第7期卒塾生の活動を事例として取り上げています。
今回は,北広島町大朝で「地域の児童数を100人に」を掲げて活動している100プロに所属し,未来塾で最優秀賞を受賞された山根麗子さんの事例です。山根さんは,100プロのプロジェクトの一つを通じて届けたい想いについて,「カレンダープロジェクトで私が実現したい未来」として話していただきました。
また,山根さんと一緒に活動されている100プロの創立メンバーの1人である大内良三さんからは,「100プロ的仲間づくりのメソッド」と題して,それぞれのメンバーが自分の得意なことを生かして楽しみながらプロジェクトに取り組む100プロのやり方を紹介していただきました。
今回の講座では,卒塾時のプレゼンテーションにむけて4分間プレゼン練習を行いました。活動を通じて実現したい未来や達成すべきことは何か,また,それを実現するために実施している活動に視点を置いてマイプランを整理しました。
その上で,卒塾生の事例を参考に,「地域密着活動づくりのマップ」を作成する方法を学びました。今回の講座では全6回のうち半分の過程が終了するため,卒塾時のプレゼンテーションのために4分間プレゼン練習を一人一人が行いました。活動を通じて実現したい未来はどんなものか,達成すべきことはなにか,それを実現するために実施している活動は?に視点を置いてマイプランを整理しました。その上で,卒塾生の事例を参考に,「地域密着活動づくりのマップ」を作成する方法を学びました。
株式会社BPL代表取締役 川本 真督(かわもと まさよし)さん
2012年に広告業として,東京で起業。その後,ふるさとの役に立ちたいという想いから,2016年にUターンを決意。これまでに,地元企業と一緒に,多様な広告企画やブランディング支援に従事。現在,これまでの経験を活かし,「自分らしい働き方の実現」をテーマにした創業塾を立ち上げ,運営している。また,令和元年度からは,未来塾(起業準備コース)のメイン講師も務めている。
講座概要については,次のパンフレットをご覧ください。
令和4年度 未来塾パンフレット (PDFファイル)(2.42MB)
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