「ひろしま『ひと・夢』未来塾」起業準備コースは,中山間地域の資源などを生かした起業や事業拡大を志す皆さんが受講しています。
第4回講座は,広島県庁に近い,イノベーション・ハブ・Camps(キャンプス)から,Zoomを活用したオンライン講座として発信しています。
受講生の地域活動のイメージを高めるために,未来塾第7期卒塾生の活動を事例として取り上げていきます。
今回は,広島県三次市を流れる馬洗川(ばせんがわ)を原水にした浄水場で廃棄される泥を活用した商品の開発・販売を行っている,生原 誠之(いくはら まさゆき)さんの事例を紹介しました。
この事業を始めた理由としては、天然泥を天日乾燥,リサイクルして「瀬織」を技術化した(株)徳本製作所との出会いがあります。瀬織は土壌改質材,水質浄化材として活用され,廃棄されるごみではなく資源にしか見えなかった生原さんは,この「瀬織」を利用して,様々な商品開発を始めました。コンポストにつかうと家庭から生ごみが減る,飲み水をつくる過程で捨てられていた浄水場のごみが「0」になるこの技術を,途絶えさせないこと,生原さんが次代に伝えることで,「瀬織+何か」が展開できるコミュニティづくりを続けていきたいと活動されています。
講座では,生原さんの事業を「誰に対してどんなビジネスをどう広めていこうとしているか」分析することで,自分ならどういう設定をするか,マーケティングを考えるヒントにしてもらいました。
株式会社BPL代表取締役 川本 真督(かわもと まさよし)さん
2012年に広告業として,東京で起業。その後,ふるさとの役に立ちたいという想いから,2016年にUターンを決意。これまでに,地元企業と一緒に,多様な広告企画やブランディング支援に従事。現在,これまでの経験を活かし,「自分らしい働き方の実現」をテーマにした創業塾を立ち上げ,運営している。また,令和元年度からは,未来塾(起業準備コース)のメイン講師も務めている。
講師から,誰が・何を・どうやって行うのか,考えながらプレゼン資料を作成すること,最終プレゼンは誰に向けてプレゼンするのか,相手を考えながら,一人4分間のプレゼンテーションを行いました。
今回のテーマは「情報の届け方を見直してみよう」です。将来どうなったらいいか,成功する未来を考えながら,情報の伝達の仕方を5つの「魅せる」に例えて,具体的な事例をあげつつ見直していきました。
講座概要については,次のパンフレットをご覧ください。
令和4年度 未来塾パンフレット (PDFファイル)(2.42MB)
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