「ひろしま『ひと・夢』未来塾」のはじめの一歩コースの第2回講座を開催しました。
・『自分ゴト』とまちをつなぐ 講師 平尾順平氏(ひろしまジン大学学長)
平尾氏は,自らの体験を踏まえ,現在の取組に至るまでの経緯を面白く,話してくださいました。
大学の国際学部に入学したものの,外国人より,シカ,イノシシ等に遭遇する生活を送る中で,一念発起して休学してユーラシア大陸横断旅行をされました。
その旅で現地の人々とふれあったことをきっかけとして,「地元広島の知名度・可能性」,「生まれた地に対して誇りを持つことの重要性」等に気づき,地域と自分のつながりについて,考え,行動するようになったそうです。
その後,団体勤務等を経て,「街をまるごとキャンパスに」をコンセプトとした,ひろしまジン大学を設立されています。この大学では,地域の歴史や文化を学ぶ場が提供されているほか,田畑と食卓がつながる市の開催等地域づくり活動が展開されています。
講義終了後,平尾氏の「うっかりやってしまったことも多い。やっぱりお金は大事。」とのコメントを受け,尾野氏も「地域づくりのためとはいえ,安易に起業を目指さない方がよい」と同調されました。
メイン講師の尾野氏のほか,平尾氏にもファシリテーターを努めていただき,前回とはグループのメンバーを一部入れ替えて,ワークに取り組みました。
第1回講座で講師に指導されたことや,他の塾生等から提供された情報等を踏まえ,練り直したプランを塾生一人ひとりが順番に発表しました。ワークはまだ2回目ですが,初回講座と比較してより踏み込んだ具体的な意見交換がされるようになり,ブラッシュアップの工程がレベルアップしていました。
マイプランに対する意見交換以外にも,マイヒストリー(塾生の略歴)で話が盛り上がったり,共通項を見つけ,親近感を持ったりして,塾生同士の交流は一層深められていました。
今後の講座の開催予定については,次のパンフレットをご覧ください。
ひろしま「ひと・夢」未来塾パンフレット (PDFファイル)(1.75MB)
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