第10期「ひろしま『ひと・夢』未来塾」起業準備コースの第3回講座を開催しました。
現地とZoomを活用したハイブリッド講座にて実施しました。
中山間地域での起業や事業拡大を考えている塾生のほか、塾生を伴走して支援するメンターなどが集まりました。
株式会社ボーダレス・ジャパン 共同創業者 代表取締役副社長 鈴木 雅剛(すずき まさよし)さん
大学時代、やる気なくつまらなそうに働くバイト先の人々や、働きたくても働けない人々の存在を目の当たりにし、「世界で一番働きたい会社をつくる」ことを志す。現在は、社会問題の解決と同時に、仲間やその家族の幸せを実現する「いい会社」を増やし、世界へと拡げていくために、経営手法や共同体の仕組みづくりに取り組み、15カ国45のソーシャルビジネスを展開している。
この講座では、活動を広めるために必要な広報の方法、事例と併せて、マーケティングプランに落とし込むことを学びました。
最初に講師の方から「多くのスタートアップが事業を立ち上げれないのは、ターゲットが不明瞭だから」と。
ターゲットになる人にどれだけ本音を聞けるかがポイントで、求めていることをしっかりと把握することが大事であると塾生に伝えられました。
まず最初にグループに分かれて前回の課題をシェアしました。
まず初めに、マーケティングの基本を学びました。
01 誰に [顧客ターゲット]
02 何を? [顧客価値]
03 どうやって? [プロダクト]
マーケティングの基本を学んだのちに、実際に「財布やキーケースをカラーカスタマイズできる商品」をケースにマーケティングについて勉強しました。
プロダクトは、「カスタムオーダーする本革製品」ということで、誰に? [顧客ターゲット]、何を? [顧客価値]について考えました。
どうように顧客ターゲットや顧客価値を考えていくか、その過程をしっかりと学びました。
講師の方から、「顧客が定まれば、必然的に価格/プロモーション/販売場所は決まる」と。
受講生の皆さんは、顧客を明確に決めることが重要だと分かったのではないでしょうか。
「マーケティングで大切なことはなにか」 と講師から問いがありました。
大切なことは、
N1(エヌイチ)=たったひとりのユーザー
1人の顧客を中心に捉え、1名に集中することで、対象となる顧客の特性やニーズをより詳細に理解できるようになります。
受講生の皆さんは、ターゲットを明確にし、一番効率の良い方法をトライ&エラーを繰り返しながら、一番いい方法にたどり着くように実践してほしいと思います。
最後に、講師から、「ターゲットが決まっていれば、本筋は一発で見抜けるようになる」と塾生に伝えられ、第3回目の講座を終了しました。
講座概要については、次のパンフレットをご覧ください。
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