パソコンをご使用中に,「あなたのパソコンはウイルスに感染しました。」「今すぐお電話ください。」などといった,マイクロソフト等を装う警告画面が表示されたり,警告音が鳴り,画面に表示された電話番号に電話をかけるよう誘導されることがあります。
これは,あなたの不安をあおり,セキュリティソフトの購入や,セキュリティサポート契約などの名目で,架空の料金を騙し取る犯罪の手口です。
広島県内では,この『サポート詐欺』に関する相談が増えています。
この件に関しまして,マイクロソフトもウェブサイトで注意喚起情報を掲載し,
● マイクロソフトのエラーメッセージや警告メッセージに,電話番号が表示されることはない
● マイクロソフトサポートが,暗号資産(仮想通貨)や電子ギフトカード(プリペイド型電子マネー)でサポート料金を請求することはない
等,注意を呼びかけています。
突然,セキュリティ警告の画面が表示されたら,
● それはマイクロソフト等を装う偽の警告画面ではないですか?
・まずは落ち着きましょう。相手は,あなたの不安をあおっています。
● 絶対に画面に表示されている電話番号に電話をかけないでください。
・「050」などから始まる電話番号は偽の連絡先です。
● 表示されている偽の警告画面を閉じましょう。
・画面を閉じることができない場合があります。
・Windowsのパソコンをお使いの方は,「Ctrl」,「Alt」,「Delete」の3つのキーを同時に押して,「タスクマネージャー」を起動し,インターネットブラウザのソフトウェアを選択し,「タスクを終了」してください。
● もし電話をかけてしまっても,電子ギフトカード(プリペイド型電子マネー)の番号や個人情報を伝えないようにし,すぐに電話を切ってください。
・年々被害額が高額化しています。
・電子ギフトカードの番号を相手に伝えても,「番号が違う。」や「番号が無効なものだ。」などと言われ,何度も金銭を要求されます。