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トラブル事例|誹謗中傷・名誉毀損について

印刷用ページを表示する掲載日2019年11月19日

 ・ インターネット掲示板で名前等の個人情報を載せられ悪口を書かれた

 インターネットの普及により,簡単に世界中の人とコミュニケーションを取り合い,情報交換ができるようになりました。

 インターネット掲示板などは,手軽に情報交換ができますが,相手の顔が見えず,投稿者の匿名性が高いという特徴があります。
 ここでは,トラブルの当事者にならないための注意点を紹介します。

1 被害防止対策

  •  安易に個人情報を知らせない
     掲示板等への安易な個人情報の書き込み,ホームページ上のアンケート等への回答にも十分な注意が必要です。
     
  •  ルールとマナー
     インターネット上のルールやマナー(ネチケット)を守り,トラブルに巻き込まれないようインターネットの利用を心がけることが大切です。

2 対処方法(被害に遭ってしまったら!)

  •  掲載事項の記録化
     名誉毀損等自分自身を誹謗中傷する内容をインターネット上に掲載された場合には,掲載されたホームページを印字し,当該サイトのアドレス,書込者,書込日時を記録する。
     これは,以後のプロバイダ等への連絡や警察署への届出の際に必要となります。
     
  •  プロバイダ又は掲示板等管理者への削除依頼
     掲示板等への書き込みについては、プロバイダ責任法が平成14年5月施行され,一定の条件下でプロバイダや掲示板管理者(以下,「プロバイダ等」)の書き込み削除行為に関する責任免除について規定されており,プロバイダ等に対して書き込み日時,内容等を連絡することにより,削除することが可能です。
     インターネットを悪用した人権侵害相談窓口(政府広報オンライン)
     
  •  発信者(書込者)情報の開示請求
     上記プロバイダ責任法には,一定の条件下でプロバイダ等に対して発信者(書込者)の情報開示請求を行うことができます。
     誹謗中傷による損害賠償を請求するため,被害者を保護するために規定されたものです。
     
  •  警察署への届出
     掲示板等への書き込み内容等により,名誉毀損や脅迫,業務妨害等の犯罪を構成するようなものやそのおそれのあるものについては,最寄りの警察署へ相談して下さい。

3 参考

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