「フィッシング(Phishing)」とは、銀行等の企業からのメールを装い、メールの受信者に偽のホームページにアクセスするよう仕向け、そのページにおいて個人情報(クレジットカード番号、ID、パスワード等)を入力させるなどして個人の金融情報を不正に入手するような行為であり、その情報を元に金銭を騙し取られる被害が欧米を中心に広まっています。
国内においても偽のホームページが開設される金銭的な被害が確認されるなど、今後も被害の増加が懸念されます。
不自然な形で個人の金融情報(クレジットカード番号、ID、パスワード等)を聞き出そうとするメールに対しては、メールを送信してきたとされる企業の実際のホームページや窓口に問い合わせて確認してください。
また日ごろから、金融情報など個人情報を入力するページでは、ブラウザにSsl通信を示す「鍵マーク」がロックされた状態で表示されているか確認することと、「鍵マーク」をクリックしてホームページが正規の企業のものであるか確認するよう心がけてください。(※)
※「ファーミング(Pharming)」と呼ばれる悪意を持つ者が不正な手段を講じることにより、一般利用者が正しいURLでホームページを閲覧しても偽のホームページに誘導される事案が海外で発生しています。注意してください。
フィッシングや偽サイト等に関する情報については、
フィッシング110番(インターネット・ホットラインセンター)
まで通報をお願いします。