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創造的復興による新たな広島県づくり【安心を共に支え合う暮らしの創生】

印刷用ページを表示する掲載日2021年6月24日

安心を共に支え合う暮らしの創生

被災による「大切なもの(日常)」の喪失と、将来への不安の中から、被災された方々が一日でも早く、日常の生活を取り戻していただけるよう、一人ひとりに寄り添った包括的な支援を行います。 

被災された方の生活再建にあたっては、地域におけるコミュニティが日常生活に欠かせない大切な要素となることから、地域住民と行政、専門機関等が一体となって、被災者ニーズを把握し、見守り、共に支え合う、新たな仕組みづくりに取り組みます。


【各区分の取組内容と進捗状況】

○ 被災者の生活支援・再建 【 取組内容 】

○ 児童生徒の学習環境の確保 【 取組内容 】

○ 災害廃棄物等の早期処理 【 取組内容 】


 

被災者の生活支援・再建

復旧・復興に向けた視点

○ 要介護度の上昇や生活困窮、孤立死や自殺リスクの増大など、様々なリスクに対応するため、行政や専門機関、NPO、地域住民等が連携し、被災者一人ひとりに寄り添いながら、包括的な支援を中長期的に実施します。

○ 被災された方々の日常生活を一日でも早く取り戻していただけるよう、住宅の確保をはじめとした新たな生活に向けた再建支援に取り組みます。

取組方針

○ 「地域支え合いセンター」を設置し、被災者に対する見守り、日常生活上の相談支援や生活支援、住民同士の交流機会の提供などを行います。

○ 「こころのケアチーム」を設置し、専門的な心のケアが必要な被災者に対する医師、保健師等による心のケアを行うとともに、支援者や医療関係者等への技術的支援を行います。

○ 被災者の住宅確保・自宅再建に向け、市町からの要請に応じて応急仮設住宅の整備等を行うほか、相談対応並びに国の制度である応急修理制度や被災者生活再建支援事業等の活用促進に取り組みます。

被災者の生活支援・再建のロードマップ

 

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児童生徒の学習環境の確保

復旧・復興に向けた視点

○ 児童生徒が一日も早く安心して学習に取り組むことができるよう、授業時間や通学手段を確保するとともに、児童生徒の心のケアの充実を図ります。

取組方針

○ 災害の影響により実施できない授業の時間数を確保するため、長期休業期間の短縮や登校日の設定、補習授業を行います。

○ 公共交通機関の運転休止等により、通学に影響が出る場合には、公共交通事業者と連携し、代行バスの運行等による通学手段の確保に取り組むとともに、必要に応じて、スクールバスを運行するなど、児童生徒の通学を支援します。

 また、通勤・通学時間帯の混雑が継続する場合には、各学校の始業時間の変更を行います。

○ 災害の影響から、平常時に比べ、児童生徒は精神的に不安定な状態になりやすいことから、児童生徒の状態を継続的に把握し、必要に応じて、教職員やスクールカウンセラーによる心のケアを実施します。

児童生徒の学習環境の確保

 

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災害廃棄物等の早期処理

復旧・復興に向けた視点

○ 県民の衛生環境や安全の確保を最優先します。

○ 被災地の早期の復興を目指し、迅速な災害廃棄物処理を行います。

○ 適正な分別により処理コスト削減を図るとともに、地元企業の活用等により地域の経済的復興を促進します。

取組方針

○ 8月末に策定した17市町及び県の災害廃棄物処理実行計画を基に着実に処理を実施します。

○ 災害廃棄物の処理については、一次仮置場からの搬出を平成30年12月までに終え、全体処理を平成31年12月までに完了することを目標とします。

○ 市町の行う処理が円滑に進むよう、他市町、廃棄物処理業界、国など関係機関との広域的な調整を行います。

○ 市町が行う処理のうち、単独での実施が困難な業務については、県が地方自治法の規定に基づき事務の委託を受け、処理を行います。

○ 廃棄物処分場跡地や公共未利用地などの生活環境保全上の支障が少ない場所に二次仮置き場を確保し、一次仮置場から災害廃棄物の集積を行うとともに、処分先への搬入に必要な選別等を行います。

○ 処分は、各市町の一般廃棄物処理施設の利用を基本としつつ、県管理埋立地(土砂・廃棄物)を最大限利用します。併せて産業廃棄物処理施設や県内他市町で広域的に処理を行います。

災害廃棄物等の早期処理

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関連情報

平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興プラン【発災から3年後進捗状況報告書】 (PDFファイル)(5.26MB)

平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興プラン【発災から2年後 進捗状況報告書】 (PDFファイル)(3.97MB)

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