出前講座を開講しました！（ティーエスアルフレッサ株式会社）

　出前講座とは，「Teamがん対策ひろしま」登録企業に，県から講師を無料で派遣し，社員の方に１時間程度の講座を受講いただき，がんの予防や検診に関する正しい知識を身に付けてもらう取組です。

　この度，第８期（令和３年度）登録企業のティーエスアルフレッサ様が出前講座を実施されましたので，その様子をご報告します。

受講企業

　令和５年２月９日（木曜日）　14時00分～14時30分

　大人のためのがん教育

　公益財団法人　広島県地域保健医療推進機構　健康推進課　保健師　山本嶺花

　会場の他，各事業所をオンラインで繋ぎ，また当日参加できない方は後日の録画視聴により，計623名の社員様にご参加（視聴）いただきました。

　「大人のためのがん教育」と題し，がんの仕組みや原因，予防のための生活習慣，がん検診による早期発見・早期治療の重要性，自身や身近な方ががんと診断された場合の向き合い方，情報の探し方，治療と仕事の両立などについて，データや具体的な取り組み方を紹介しながらお話ししました。

　また，講座の後は，人事部の方から，乳がんを経験された社員様の診断から仕事復帰までの体験記を共有していただきました。

　発見の経緯や治療時の社内制度（有給，休職等）の利用，治療の経過，闘病中のお気持ちなどをお伝えいただき，受講された皆様にとって，がんをより身近な病気として捉え，予防や検診受診などに取り組んでいただく機会となったのではないかと思います。

・健康診断および精密検査がどれほど重要かということを再認識しました。支店員への啓蒙も継続していきます。また、当社社員の方の体験談では本当に大変な想いをされながらも仕事に取組まれたり、ご自身の体験談を伝えることで精密検査の早期受診を勧めたりという行動や言動に感銘を受けました。

・発生のスピード（10年かけて1センチ→2センチになるのは早い）と再検・受診の大切さがとても参考になったので、うちで家族に伝えました。

・正直今回のセミナーまでがんをあまり身近なものだと感じていませんでしたが、二人に一人という多さ、定期的に検診を受けることの重要性、日頃の生活習慣の見直しなどを考える機会になりました。

・体験談では仕事との両立など、実際に自分あるいは自部署で起こった場合にどう対応するか、考えさせられました。今回、ご自分の体験談を披露してくださった社員の方にも感謝いたします。

　Teamがん対策ひろしま出前講座では，予防や検診，両立支援，がん体験者による講演など，幅広いテーマの中から，登録企業様のニーズに合わせて受講していただく事が可能です。ぜひ活用をご検討ください！（※現在，令和５年度の募集を準備中です。）

（参考）令和４年度講座メニュー

　(1)大人のためのがん教育

　(2)コロナ禍でのがん検診・健康管理

　(3)がんと診断されたら…　働く女性が備えておくべきこと

　(4)がんのリスクを減らす「５つの健康習慣」

　(5)治療と仕事の両立を目指して～私たちが今できること～

　(6)がんサバイバーによる講演（乳がん，子宮頸がんの体験者によるお話）

　お問い合わせ先：広島県健康づくり推進課　082-513-3093

デーモン閣下