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Teamがん対策ひろしま Q&A

印刷用ページを表示する掲載日2024年2月9日

【登録について】

【目標と取組について】

【県からのバックアップについて】

【実績報告について】

 

登録について

Q1:Teamがん対策ひろしまとは何ですか?

 社員と地域の皆様のいのちを守るため、広島県とともに主体的かつ積極的に総合的ながん対策に取り組む企業を登録する制度です。令和5年10月現在、188社の企業の皆様に登録いただいています。

 

Q2:登録できる企業はどのような企業ですか?

 社員と地域の皆様のいのちを守るため、広島県と共に目標をもって、主体的かつ積極的に総合的ながん対策に取り組むことができる、県内に本社又は事業所がある企業です。

留意事項

  1. ここでいう「企業」とは、営利を目的として一定の計画にしたがって経済活動を行う法人をいいます。
  2. 登録単位は、○○支社や○○店、○○工場など事業所ごとではなく、会社全体となります。
  3. 必ず県内全ての事業所において取組を行ってください。なお、県外に本社がある企業の場合、県内での取組に準じて、全社的な取組の推進に努めることができる企業に限ります。
  4. 登録企業の皆様の取組を支援させていただくために、登録と同時に「がん検診へ行こうよ」推進会議にも加入していただきます。(このことについては、Q4をご参照ください。)

 

Q3:登録申請はどのようにすればよいですか?

 次のページに掲載している登録申請書をダウンロードして、必要事項を記載していただき、提出先まで送付してください。広島県健康づくり推進課までご連絡いただければ、登録申請書を郵送またはメールさせていただくことも可能です。

 ※本制度や申請書の書き方などについて、ご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

提出先(お問い合わせ先)

広島県健康福祉局健康づくり推進課「Teamがん対策ひろしま」係
[住所]〒730-8511広島市中区基町10-52
[Tel]082-513-3093
[e-mail]fukensui@pref.hiroshima.lg.jp

 

Q4:登録と併せて加入する「がん検診へ行こうよ」推進会議とは何ですか?

 「がん検診へ行こうよ」推進会議(以下「推進会議」という。)は、県民一人ひとりが“がん”をより身近なものとして捉え、「がん検診」への関心が高まるよう企業・マスコミ・関係団体・行政等が連携して、「がん検診」の普及啓発や受診率向上に向けた活動を行う団体です。
 平成22年に設立し、随時、会員を募集しており、令和5年12月現在の会員数は317団体になります。なお、会費等は無料となっており、会員団体が各々の可能な範囲で活動しています。
 登録企業の皆様には、推進会議で作成したポスターや啓発資材などをご活用していただくために、登録と併せて推進会議にも加入していただきます。詳しくは下記県サイトをご確認ください。

主な活動

  1. 啓発資材の一斉掲示等
    啓発資材(ポスター等)を作成した際には、推進会議会員には無料で配布します。会員の方には可能な範囲で掲示や配布についてご協力をいただきます。
  2. 啓発資材の無料貸出
    推進会議会員には、啓発のぼりやパネルなどを無料で貸し出します。

 

目標と取組について

Q5:登録企業の「取組」と「目標」について教えてください。

 登録企業の皆様には、3つの取組を進めて、それぞれ目標達成を目指していただきます。

 具体的な取組内容などについては、このQ&Aの他、本サイト内の下記ページも参考にしてください。

 

取組1:社員及び地域の皆様に対する、がん予防・検診に関する正しい知識の普及啓発を行い、がん検診受診率の向上を図る。

目標1:社員のがん検診受診率を、前年度から1%以上アップ(70%以上の場合は、70%以上を維持)

※具体的な取組等については、Q6Q9Q10をご確認ください。

 

取組2:治療と仕事の両立支援体制を整備し、がんにり患した社員(がんにり患した家族を看護する社員を含む)を支援する。

目標2:相談窓口(担当者)を設置・社内周知し、両立支援を行う体制を整える。

※具体的な取組については、Q7をご確認ください。

 

取組3:患者団体等が実施する一般県民向けのがんに関するイベントを支援する。

目標3:年に2回以上の支援を行う。

※具体的な取組等については、Q8をご確認ください。

 

Q6:取組の1つ「社員及び地域の皆様に対する、がん予防・検診に関する正しい知識の普及啓発を行い、がん検診受診率の向上を図る」について、具体的な取組を教えてください。

 次のような取組を1つ以上行っていただき、目標達成(がん検診受診率の向上)を目指していただきます。なお、目標達成のために行われる取組であれば、下記の事例以外のものでも構いません。

【取組の事例】

  • のぼりや啓発ポスターの掲示
  • 啓発資料の配布
  • 社内報・メール等での情報発信
  • 禁煙支援
  • 生活習慣改善の支援(運動・食生活等)
  • 受診勧奨
  • 受診しやすい勤務体制の整備
  • 受診費用の補助
  • 再検査の受診徹底
  • 出前講座・研修会の実施・参加
  • HPや名刺でのアピール

 

Q7:取組の1つ「治療と仕事の両立支援体制を整備するとともに、がんにり患した社員等に対する治療と仕事の両立を支援する」について、具体的な取組を教えてください。

 次のような取組を1つ以上行っていただき、目標達成(相談窓口(担当者)を設置・社内周知し、両立支援を行う体制を整える。)を目指していただきます。なお、目標達成のために行われる取組であれば、下記の事例以外のものでも構いません。

【取組の事例】※現在がんにり患した社員の方がいなくても、できる取組があります。

  • 相談窓口(担当者)の設置・周知
  • 管理職などから両立支援に取り組むメッセージの発信
  • 勤務環境の整備・配慮
  • 休暇制度や支援制度の整備・周知
  • 両立支援セミナーや関係研修等への参加 

 

Q8:取組の1つ「患者団体等が実施する一般県民向けのがんに関するイベントを支援する」について、具体的な取組を教えてください。

 次のような取組を1つ以上行っていただき、目標達成(年2回以上の支援)を目指していただきます。なお、目標達成のために行われる取組であれば、下記の事例以外のものでも構いません。

 ※イベント支援については、年2回程度、県が対象イベントを取りまとめて、登録企業の皆様に照会を行います。各登録企業が、独自に支援するイベントを探す必要はありません。

【取組の事例】

  • 広報支援
    社内掲示板などへのチラシの掲載、事務所内へのチラシの配架、顧客へのチラシ配布
  • 物的支援
    来場者プレゼントとして、ノベルティグッズや自社製品の試供品などの提供
  • 人的支援
    ボランティアスタッフとして参加
  • 経費支援
    協賛金や寄付金などの形で、イベント経費の一部を支援

 

 また、この取組において支援する患者団体等は、当該団体からの申請を県が審査し、県民に活動内容等を紹介することが適していると認められ、広島県のがん情報サポートサイトである「広島がんネット」に掲載している14団体※(令和5年3月現在)です。詳しくは、下記広島がんネットのページをご確認ください。

 

Q9:目標の1つ「がん検診受診率の向上」について、受診率の算定方法を教えてください。

 登録企業の皆様には、がん検診受診率を前年度から1%以上アップ、または70%以上維持を目標としていただきます。この受診率は次のとおり算出していただくようお願いします。

【基本事項】

  1. 対象者数は、パートやアルバイトなどの非正規社員を除く、県内の事業所に勤務する正規社員の方とします。
  2. 受診者数は、各がん検診について、診療ではなく、あくまで下記の検査方法によるがん検診や人間ドックの検査を受診した、企業で把握できる社員の数とします。
  3. 乳がん検診及び胃がん検診について、社内規程等で2年に1回(国が推奨する受診間隔)の受診としている場合は、当該年度に受診予定の対象者数を母数として記載してください。
  4. 小数点以下は四捨五入します。

 

【受診率を算定する検診項目等】

胃がん検診

  • 検診対象:50歳以上の男女
  • 検診方法:胃エックス線検査、又は胃内視鏡検査、又は胃エックス線検査+胃内視鏡検査

肺がん検診

  • 検診対象:40歳以上の男女
  • 検診方法:胸部エックス線検査、又は胸部CT検査、又は胸部エックス線検査+胸部CT検査

大腸がん検診

  • 検査対象:40歳以上の男女
  • 検診方法:便潜血検査、又は大腸内視鏡検査、又は便潜血検査+大腸内視鏡検査

乳がん検診

  • 検診対象:40歳以上の女性
  • 検診方法:マンモグラフィ検査、又は超音波検査、又はマンモグラフィ検査+超音波検査

 

【受診率算定式】※各検診項目ごとに算定

受診率(%)=当該年度中(4/1~3/31)の受診者数/当該年度4月1日現在の対象者数×100

 

Q10:実施要領には、子宮頸がん検診の受診率向上も掲げられていますが、目標数値にはありません。なぜですか?

 国が指針として示している子宮頸がん検診の受診対象年齢は20歳から(※)となっている一方、多くの企業で行われている検診や人間ドックの受診開始年齢が35~40歳であり、登録企業側で数値管理を行っていただくことが困難であると考えられるため、この取組の指標からは除いています。

 ※胃がんの受診対象年齢は50歳から。肺がん・大腸がん・乳がんの受診対象年齢は40歳から。

 しかしながら、子宮頸がん検診についても、市町の検診などで受診可能であることから、市町の検診受診を勧めるなど受診率向上の取組としては実施していただくようお願いしています。

 「出前講座」(Q12参照)の講座メニューでも、子宮頸がん検診を含む5つのがん検診の重要性などを学んでいただくことができます。目標数値にはありませんが、ぜひ子宮頸がん検診の受診率向上にも取り組んでください!

 

県からのバックアップについて

Q11:県からのバックアップにはどんなものがありますか?

 登録企業名やその取組を県のホームページなどで広く県民に紹介するほか、登録企業の取組に対して次のようなバックアップメニューを用意しています。詳しくは下記ページを要チェック!

バックアップの例

  1. オリジナル啓発グッズの提供
  2. 出前講座(講師無料派遣)
  3. 両立支援セミナーへのご招待
  4. 県サイトやマスコミを通じた登録企業のアピール
  5. 登録式などのイベント実施 

 

Q12:「出前講座」について詳しく教えてください。

 「出前講座」とは、登録企業が、社員を対象に行う、がん予防・検診など「がん」に関する普及啓発等を目的とした講座です。県が、講師(保健師など)を無料で派遣します。(予算の都合上、実施回数には限りがあります。)

 講座の内容は、講座メニュー一覧の中から選んでいただけます。登録企業のニーズに合わせて、是非ご活用ください。

講座メニュー(令和5年度)

  1. 大人のためのがん教育
  2. 働く女性の健康管理
  3. がんのリスクを減らす「5つの健康習慣」
  4. がんとの向き合い方
  5. がんサバイバーによる講演

 

Q13:「両立支援セミナー」とは何ですか?

 年に1回程度、がん治療と仕事の両立支援に関する勉強の場として開催するセミナーで、登録企業の皆様をご招待しています。その日から始められる実践的内容を学ぶことができ、毎年多くの登録企業の人事労務担当者の方などにご参加いただき大変好評です。

 

実績報告について

Q14:年に1回提出する実績報告書とはどんな内容ですか?

 登録企業には、年に1回(8月ごろ)、前年8月1日から当年7月31日までの取組実績に関する報告書を提出していただきます。内容は、3つの取組について、実施した内容にチェックをつける(必要に応じて自由記述)とともに、がん検診の受診率など3つの目標の達成状況をご報告いただくこととしています。

 

Q15:実績報告書はどんなことに使用するのですか?

 各登録企業の皆様の取組は、県サイト等を通じて積極的にアピールさせていただきます。


 また、実績報告書の内容を県で評価させていただき、県内企業の見本となるような先導的な取組や、目標の達成状況などで特に優秀な成果を上げた登録企業には、広島県知事及びデーモン閣下(広島県がん検診啓発特使)から表彰を行います。また、表彰企業には、社員の激励を目的としてデーモン閣下に表敬訪問していただきます。これらの様子も、広く一般県民にアピールさせていただきます。

 

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