いますぐ始めよう!災害への備え!
災害は いつも突然 やってくる
いつやって来るか分からない災害。
『いざというときのために日ころから備えましょう』と,分かってはいるけど,どんな情報を調べたらよいのか分からない。
そんな方のために,状況に応じた情報収集に役立つリンク集にまとめてみました。
行政機関などが提供している,様々な情報を参考に,
あなたやあなたの大切な人の命を守る行動を『いますぐ』始めてみませんか?
- まずは自分の身の回りにある危険な場所を確認してみましょう
- 行政が提供する様々な情報について理解しましょう
- 災害が起きそうなときは積極的に情報収集しましょう
- 少しでも身の危険を感じたら勇気を持って自ら行動しましょう
- 災害時にもオススメの情報収集ツール
- あなたの大切な人にも広めよう『いまそな』の輪
まずは自分の身の回りにある危険な場所を確認してみましょう
土砂災害(土石流・がけ崩れ)
川の溢水・浸水
高潮・津波による浸水
造成宅地でのがけ崩れ
ため池の決壊
地震及び地盤の液状化
- 広島県の地震活動の特徴【文部科学省地震調査研究推進本部】
- 地震ハザードステーション【国立研究開発法人防災科学技術研究所】
- 液状化危険度分布 広島県地震被害想定調査報告書(H25.10)【広島県危機管理課】
行政が提供する様々な情報について理解しましょう
気象に関する情報(気象庁が発表します)
土砂災害の危険度に関する情報(広島県と気象庁が共同で発表します)
河川の水位に関する情報(河川管理者(国や県)と気象庁が共同で発表します)
避難に関する情報(市や町が発表します)
専門的な防災用語を理解しましょう
災害が起きそうなときは積極的に情報収集しましょう
大雨で土砂災害が発生するかもしれないとき
大雨で河川の水位や雨量を知りたいとき
いま河川の状況がどうなのかを確かめたいとき
大雨がこのあとどうなるのか知りたいとき
大雨が止んでも油断禁物です!
雨が止んで一定時間が経過すると,累加雨量(降り始めからの雨量)はリセットされてしまいますが,地盤の中にはたくさんの水が残っている場合があり,少しのまとまった雨でも土砂災害を引き起こす危険性がしばらく続きます。
そうした予兆を把握するデータのひとつに「半減期72時間実効雨量」がありますが,この数値が100mmを超えているところでは特に注意が必要です。
ちなみに,このデータを公表しているのは,47都道府県では広島県だけとも言われています。
道路を通行できるか知りたいとき
強風時に橋を通行できるか見極めたいとき
電車が動いているか知りたいとき
少しでも身の危険を感じたら勇気を持って自ら行動しましょう
日ころから防災グッズをそろえておきましょう
いまの状況がどれくらい危険なのか冷静に判断しましょう
いざというときは躊躇なく避難しましょう
家族にあなたの無事を伝えましょう
避難先でも新型コロナウィルス対策を徹底しましょう
災害時にもオススメの情報収集ツール
インターネットを活用した情報収集
外出先でも地元の防災情報が聴けるサイマルラジオ
『サイマルラジオ』とは,全国各地のコミュニティFM局の放送を,インターネットで同時配信するサービスのことで,パソコンやスマートフォンを利用して,地域に関係なく聴くことができるため,外出先からでも自宅の地域や遠方の大切な人が住む地域の状況を知ることができ,災害時などの情報収集に重宝することが期待されます。
【ご利用上の注意】スマートフォンで利用した場合,1時間あたり0.05G程度の通信容量を要します。
情報収集の多次元化も大切です
避難前であれば,パソコンやスマートフォンによるインターネットの活用や,テレビのデータ放送,電話やファクシミリ,新聞など様々な方法で情報収集が可能です。
しかし,避難中や避難後ではどうでしょう。スマートフォンだけではバッテリーの消耗が心配ですし,停電時にはテレビを見ることもできません。固定・携帯にかかわらず回線の輻輳により通話や通信も困難となります。新聞も手元に届きません。
こうした状況での情報収集において,近年の大規模災害でもラジオの活用が見直されています。ラジオであれば携帯性もよく乾電池さえあれば長時間の使用が可能です。その間にスマートフォンのバッテリーも温存できますし,手回し充電やスマートフォンへの給電機能,サーチライトや警報装置などが搭載された多機能なものもあります。何よりみんなで聴くことができるというのは災害時ならではの「助け合い」にもなるツールです。
最近では,自治体とコミュニティFM局が協働で,地域へのきめ細かな防災情報の発信も行われています。また,1990年代に大流行した「ポケットベル」の電波を活用した受信機も,防災利用で再び脚光を浴びており,導入する自治体も増加しているようです。
このように様々な情報収集手段の中から,ハイテクとローテクを組み合わせた複数のツールを駆使して,自分に見合った情報収集の多次元化を図っておくことも,大切な日ころの備えであると思います。
あなたの大切な人にも広めよう『いまそな』の輪
「防災」や「避難」と言うと,どうしても暗くてとっつきにくいイメージがありますが,もっと気軽に考えるにはどうしたら良いか?
家族や友達どうしで,いますぐ始める合言葉として,「『いまそな』しょーやー!」と気楽に話題にできたら良いと思いませんか?
『いまそな』は,いますぐ備える第一歩!あなたの大切な人を守るため,みんなで広めよう『いまそな』の輪!
最後まで読んでいただきありがとうございます
ここでご紹介したリンクは,数ある災害に資する情報の中の,ほんの一部にすぎません。
また,ここでご紹介した情報だけで,すべての災害のすべての状況に対処できるというものでもありません。
『いますぐ』始める行動のキッカケとしていただき,日ころから様々な情報にアンテナを張って,自身の防災力を高めていただくとともに,ひいては地域の防災力を高めることによって,『自助・共助』の取組みが一層進むことを期待しています。
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