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乳幼児における食物アレルギーの対応について

印刷用ページを表示する掲載日2024年8月30日

アレルギー

食物アレルギーについて

特定の食物を食べたり、触れたり、吸い込んだりした後に、身体が過敏に反応して、呼吸器・消化器あるいは全身性に生じる症状のことを言います。
食物アレルギーの原因となる物質であるアレルゲンは、主に食べ物に含まれるタンパク質です。
原因となる食べ物について、0歳では、鶏卵、牛乳、小麦の順で多く、3品目で全体の9割を占めます(食物アレルギーの診療の手引き2023参照)。

食物アレルギーの確定診断には、医療機関での検査が必要です。
県内の食物経口負荷試験実施医療機関については、下記を参考にしてください。
食物経口負荷試験 実施施設一覧(食物アレルギー研究会HP)

なお、上記のサイトに掲載されている医療機関以外にも、食物経口負荷試験を実施している医療機関があります。
その他の医療機関については、こちらから小児科・アレルギー科で検索いただき、詳細については、受診されたい医療機関へご確認ください。
また、食物経口負荷試験を希望される場合は、必ず、事前に医療機関に連絡してください。

(参考)アレルギー物質を含む食品の表示について

食物アレルギーとしっしんの関係

スキンケア

食物アレルギーの発症・重症化に、しっしんが大きく関係していることが、様々な研究により明らかとなっています。
しっしん部分は皮ふのバリア機能が低下しているため、外敵が侵入しやすくなっており、しっしん部分から特定の食物の成分が侵入することで、その成分を異物と判断し、食物アレルギーの発症や重症化につながります。
​赤ちゃんのしっしんを早期に治療し、皮ふのバリア機能を回復させることが、食物アレルギーの発症・重症化予防において重要です。

スキンケアのポイント

赤ちゃんのしっしんを予防するためには、スキンケアがとても大切です。
皮ふの汚れを洗って清潔にし、保湿をして乾燥を防ぎましょう。
正しいスキンケアの方法については、こちらをご覧ください

保育所・幼稚園等における食物アレルギー対応のポイント

乳幼児の特性を踏まえた、アレルギー疾患を有する子どもへの対応の基本を示したガイドラインが厚生労働省から作成されています。
​各施設における食物アレルギー対応にあたり、参考にしてください。

​保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)
参考様式等のダウンロードはこちらから

アレルギー緊急時対応マニュアルについて

アレルギー緊急時対応に関する参考資料を掲載しています。
参考資料1「アレルギー緊急時対応マニュアル」(香川県小児科医会) (PDFファイル)(2.2MB)
参考資料2「アレルギー緊急時対応マニュアル(家庭版)」(香川県小児科医会) (PDFファイル)(2.25MB)
​参考資料3 東京都アレルギー情報navi.「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」
参考資料4「食物アレルギーひやりはっと事例集2013(保育所・学校部分の抜粋)」 (PDFファイル)(542KB)

アレルギー相談について

各保健所(支所)において、アレルギーに関する相談を行っています。詳しいことは、お住まい市町を管轄する県の保健所(支所)にお尋ねください。
広島市・呉市・福山市にお住まいの方は市の保健所にお尋ねください。

厚生環境事務所・保健所等一覧

その他のアレルギーについて

花粉症については、こちらをご覧ください。
花粉症の予防と対策について

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