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食中毒情報

印刷用ページを表示する掲載日2024年1月30日

食中毒発生状況

次のリンクから御確認ください。
 全国広島県広島市

食中毒とは

 食中毒の原因となる細菌、ウイルスが付着した食品や、有毒・有害な物質が含まれた食品を食べることによって、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの健康被害が起こることです。

 食べ過ぎ、飲み過ぎ、ビタミン欠乏による栄養障害、食品中に混入したガラス、針などの異物による物理的・機械的傷害、熱いものの摂取によるやけどなどは食中毒に含まれません。

食中毒の分類

細菌性

感染型

サルモネラ腸炎ビブリオカンピロバクター病原大腸菌など

毒素型

黄色ブドウ球菌ボツリヌス菌など

ウイルス性

ノロウイルスなど
自然毒

動物性

フグ、毒カマス、貝毒など

植物性

毒キノコ、じゃがいもの芽、毒ゼリなど

化学性

殺鼠剤、農薬、メタノール、鉛など
その他

アレルギー様

ヒスタミン

カビ毒

 

寄生虫など

クドア、アニサキス、クリプトスポリジウムなど

 

細菌性食中毒の分類

1 感染型食中毒とは

 食品中で増殖した食中毒菌を食品とともに摂取し、菌が腸管内粘膜を冒すことで下痢、腹痛、発熱などの急性胃腸炎症状を呈するものです。菌が腸管に到達し、さらに増殖して症状を出すため、多くの場合8~24時間程度の潜伏期間を要します。感染型食中毒の原因菌としては、サルモネラ腸炎ビブリオカンピロバクター病原大腸菌ウエルシュ菌などが含まれます。下痢

2 毒素型食中毒とは

 食品中で菌が増殖する際に作られる毒素を食品とともに摂取し、腸管で吸収されることで嘔吐などの症状を呈するものです。毒素の吸収により症状が出るため、発熱はほとんどみられず、一般的に感染型食中毒よりも潜伏期間が短く、30分~8時間(通常3時間程度)です。また、感染型食中毒と異なり、生きた細菌の有無は食中毒に関係せず、作られた毒素が問題となります。したがって、2000年に発生したY加工乳による事件では、殺菌により菌は死滅していましたが、毒素が残っていた(黄色ブドウ球菌の毒素は加熱に強い)ため大規模な食中毒事件が発生しました。毒素型食中毒の原因菌としては、黄色ブドウ球菌ボツリヌス菌、セレウス菌(嘔吐型)が含まれます。 嘔吐

細菌性食中毒の特徴と予防法について

  1. サルモネラ食中毒 O157
  2. 腸炎ビブリオ食中毒 黄色ブドウ球菌
  3. カンピロバクター食中毒
  4. 黄色ブドウ球菌食中毒
  5. ウエルシュ菌食中毒
  6. ボツリヌス食中毒
  7. 病原大腸菌食中毒 

 

家庭でできる食中毒予防

 細菌性食中毒の特徴と予防法についてのイラスト食中毒のイラスト

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