日時 平成19年5月30日(水曜日) 13時15分~16時40分
場所 広島県庁農林庁舎 102会議室
参加者
- 平成19年度「児童生徒の心に響く道徳教育推進事業及び伝え合う力を養う調査研究事業(文部科学省委嘱)」指定校の校長及び道徳担当教諭
- 平成19年度「高等学校・中学校『人間としての在り方生き方を考える教育』実践研究事業(文部科学省委嘱)」指定校の校長及び道徳担当教諭
- 平成19年度「豊かな心を育てる地域推進事業(文部科学省委嘱)」指定地域の市教育委員会道徳担当指導主事等及び地域連携推進協議会の会長が推薦する実務担当教諭
- 広島県道徳教育推進校(平成14,15,16,17年度広島県道徳教育実践研究指定校)
- 広島県教育委員会関係者及び指定校を管轄する市町教育委員会の道徳担当指導主事等
- その他道徳教育を推進する上で必要な者約80名
文部科学省委嘱事業についての概要や経費の取扱い等について,担当者が説明を行う。
- 事業説明
広島県教育委員会 指導第三課 指導主事 山田 幸治 - 経費説明
広島県教育委員会 指導第三課 主事黒田 浩司
校種及び指定地域ごとのグループで,持参した自校の道徳教育研究計画に基づいて,相互交流を行うとともに,研究成果の検証方法について協議することにより,道徳教育研究のより一層の充実を図る。
講師 広島大学大学院教育学研究科長
坂越 正樹 教授
演題 「道徳教育の推進に求められるもの」
内容
1 道徳の授業にどう取り組むのか
(1) 推進体制づくり
- 校長がリーダーシップを発揮する
- 教職員で模擬授業を実施する
(2) ねらいの明確化
- 何度も資料分析を行う
- 指導者が価値の捉えを明確にする
- 自分の言葉で価値を捉えさせる
2 人間としての在り方生き方の指導の重要性
- 現代社会に生きる青少年の姿
- 人とのかかわりの中でのコミュニケーション能力の必要性
3 道徳の授業における留意すべきこと
- 価値を教え込もうとしても,子どもの心に響かない
- 子どもの発言をどこまで引き出すか明確にする
- 社会的相互行為調整能力を形成する
- 思考の転換(相手の視点に立って考える)ができるようにする
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