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平成25年度広島県道徳教育研究協議会(第1回)

◆日時 平成25年6月21日(金曜日) 10時00分~16時30分

◆場所 江田島市立鹿川小学校

◆参加者

 (1)平成25年度「小・中・高等学校道徳教育実践研究事業(文部科学省委託「道徳教育総合支援事業」)」推進
 地域代表校長,推進校校長,推進地域代表担当者,推進校担当者

 (2)平成23年度及び平成24年度「小・中・高等学校道徳教育実践研究事業(文部科学省委託「道徳教育総合
 支援事業」)」推進地域代表担当者,推進校担当者

 (3)広島県道徳教育推進校(平成14,15,16,17年度広島県道徳教育実践研究指定校)の道徳教育推進教師

 (4)平成18・19年度「児童生徒の心に響く道徳教育推進事業(文部科学省委嘱)」及び「豊かな心を育てる地域
 推進事業(文部科学省委嘱)」の推進校及び推進地域の道徳教育推進教師

 (5)平成20・21年度「道徳教育実践研究事業(文部科学省委嘱)」推進校及び推進地域の道徳教育推進教師

 (6)平成21・22年度「道徳教育実践研究事業(文部科学省委嘱)」推進校の道徳教育推進教師

 (7)広島県教育委員会関係者及び市町教育委員会の道徳教育担当指導主事等

 (8)その他道徳教育を推進する上で必要な者 約100名

事業等説明

 小・中・高等学校道徳教育実践研究事業の概要や経費の取扱い等について,担当者が説明を行う。

 1 事業の趣旨等

 2 事業の委託及び実施
○指導主事の訪問
○道徳教育研究協議会の開催
○研究成果の普及

 3 委託内容・経費等

 4 事業実績報告書等

 5 その他

研究協議(1)

テーマ「研究の評価・改善について」

 1 情報交換

 2 協議
 「検証の場面・方法を明確化し,研究の改善をいかに図っていくか」

 3 まとめ
・意識調査による量的評価だけでなく,児童生徒の観察やノートなどの記述等をもとに質的評価も併せて行うこと。

・評価の期間を区切って,何がどこまでできたかを確認しながら,研究を進めていくこと。
 その際には,変容が出てきた要因についても分析を行うこと。

・評価をする際には,評価の方法を明確にしておくこと(何をどのように見取っていくか)。

kyo-gishasin  〔協議の様子〕

報告公開授業

報告

(1)能美中学校区における取組について

(2)授業のポイントについての説明
※推進地域の研究と各授業とのつながり

houkoku

報告

公開授業

 第1学年

主題名  やるべきことはしっかりと1-(2)勤勉・努力

資料名「コロのさんぽ」 

出 典「心に響く道徳学習教材集」
(広島県教育委員会 一部改作) 

 →学習指導案 (PDFファイル)(259KB)

1gakunen

第1学年

 第3学年

主題名 本当の思いやり2-(2)思いやり

資料名 「金魚」 

出 典「とびっきりの道徳授業」(明治図書)

 →学習指導案 (PDFファイル)(238KB)

3gakunen

第3学年

 第5学年

主題名 自分に誠実に 1-(4)誠実・明朗
関連項目2-(2)

資料名「手品師」 

出 典 「きみがいちばんひかるとき」(光村図書)

 →学習指導案 (PDFファイル)(326KB)

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第5学年

研究協議(2)

◆協議の柱

【全学年共通】
 生徒指導の三機能を生かした道徳の授業の工夫をすることで,本時のねらいとする道徳的価値についての自覚を深めることができたか。

◆協議の流れ

 1 授業者から

 2 意見交流(近隣の人で)

 3 協議

 4 まとめと指導助言

1gakunen-kyogi

第1学年

3gakunen-kyougi

第3学年

5gakunen-kyougi

第5学年 

講演

→講師資料 (PDFファイル)(279KB) 

◆ 講師 畿央大学 教授 島 恒生

◆ 演題 「地域に根ざした道徳教育の推進~異校種等との連携を生かした道徳教育推進のポイント~」

◆ 内容

 1 学校全体で道徳教育に取り組む
〔学校全体で道徳教育や道徳の時間に取り組んだ成果〕
 ・生徒理解が進んだ。
 ・担当教科の授業が変わった(思考力を生かした授業へ転換)。
 ・職員室に道徳の話題が出る雰囲気が生まれた。

 2 「体験による道徳教育」と「考え合いによる道徳教育」で道徳性を育てる
 ・これまで積み重ねてきた体験を道徳の時間に認識させる。
 ・思考力や表現力といった言語活動を充実させる。→子どもに語らせる道徳の時間に。
 ・展開後段は「自分に値打ちをつける時間」。
 そうした時間にしていくためには,前段で道徳的価値についてしっかりと考えさせる必要がある。

 3 本日の授業について
〔とてもよかったこと〕
 ・いろいろなことが語れる子ども同士の関係ができていること。
 ・長い文章で自分の考えを語れる子どもたちが育っていること。
 ・教師が表情豊かに授業を進めていたこと。

 4 異校種等との連携を生かした道徳教育を推進する
 ・内容項目を発達の段階の違いに視点をおいて理解する。
 ・児童生徒の道徳性の発達(他律→自律)に視点をおいて授業を考える。
 ・中学生は,資料の弱さの部分にしっかりと共感させておき,何に値打ちがあって,どうやったら弱さを乗り切って
いけるのかということに視点をおいて考えさせていくこと。
そうすることで,発達の段階に合わせた指導となる。

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