2023年3月28日
新型コロナウイルスの変異株の一つであり、国立感染症研究所によるとB.1.1.529系統とその亜系統(オミクロン)が支配的な状況が、世界的に継続しています。
直近でゲノム解析した検体はオミクロン株の「BA.5」系統とその派生型である「BQ.1」系統や、「BA.2」系統等も確認されています。
医療・公衆衛生分野の専門的・技術的な事項について、厚生労働省に対し必要な助言等を行う「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」において、オミクロン株の亜系統について報告されています。
また、国は基本的対処方針において「重症化する人の割合や死亡する人の割合は年齢によって異なり、高齢者は高く、若者は低い傾向にある。(中略)また、(新型コロナウイルス感染症と令和4年)7月から8月までに診断された人においては、重症化する人の割合は50歳以下で0.01%、60歳代以上で0.69%、死亡する人の割合は、50歳代以下で0.00%、60歳代以上で0.59%となっており、重症化する割合や死亡する割合は以前と比べ低下している。なお、季節性インフルエンザの国内における致死率は50歳代以下で0.01%、60歳代以上で0.55%と報告されている。」としています。
2023年3月28日
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