12月中旬以降の感染経路から、家庭内が感染経路となっていると考えられる事例が増加してきています。
家庭内での感染の状況(県内の事例から)※令和3年1月7日追加
このため、ウイルスを家庭に持ち込まないことを目指し、「会食の場」などでの感染予防対策と、仮に家庭内にウイルスが侵入したとしても、そこから家族の方などへの感染をできる限り無くすために、各家庭における対策を強化していただきたいと考えます。
そこで、家庭でできる新型コロナウイルス感染予防対策をまとめました。
例示をしました対策を、できる範囲で実践していただき、家庭内での感染予防に努めていただくようお願いいたします。
家で過ごすことが多い年末年始、各ご家庭でプリントアウトして、冷蔵庫など見やすいところに貼っていただき、家族の皆さんで積極的に取り組んでいただくようお願いします。
ご家庭でできる主な感染対策をまとめています。
ご家庭のプリンター、ネットプリントなどをご活用いただき、プリントアウトしたものを見やすいところに貼って、家族の皆さんで積極的に取り組んでいただくようお願いします。
下の図は、家庭内での感染の状況を分析し、家庭に感染が入り込む元となった推定経路の内訳を示したものです。
推定される経路を、「飲食など」、「家庭など」、「職場」、 「医療機関・高齢者施設」、「学校」、「その他」の6つにカテゴリ分けしています。
「飲食の場」や「職場」が推定経路となっているものが多くなっており、家庭内に感染が入り込む経路の7割を超えると推測されます。
下の図は、家庭内での感染の広がりを年代別に分類したものです。
家庭内での感染源と思われる年代は、20代から60代に分布しています。
一方で、家庭内で感染したと疑われる方については、10代以下及び60代以上にも感染しており、家庭内で幅広い年代に感染が広がっています。
下の図は、広島県での実際の感染事例をもとに作成した、家庭内感染を介した感染拡大のモデルです。
まず、飲食や職場で感染した方が、家庭内で幅広い年代に感染を広げます。
そして、家族が持つそれぞれのコミュニティで感染を広げてしまう事態が懸念されます。
家庭内で異なる世代間に感染が拡大することで、また別の飲食の場や職場、学校、医療機関などでの感染が拡大してしまいます。この感染拡大のループを遮断することが、重要であると考えています。
ご家庭でできる感染防止対策の例を挙げています。
できる範囲で実践していただき、家庭内での感染予防に努めていただくようお願いいたします。
換気、湿度|家に帰ったら|食事|広げない|消毒、手洗い|健康管理など
台所や洗面所などの換気扇を常時運転することでも、最小限の換気量は確保できます。
暖房器具の近くの窓を開けると、入ってくる冷気が温められるので、室温低下を防ぐことができます。
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