地域安全マップとは,犯罪が起こりやすい場所を地図にまとめたものです。
犯罪が起こりやすい場所は「入りやすい(領域性が低い)場所」と「見えにくい(監視性が低い)場所」なので,そのような場所を洗い出したものが地域安全マップです。
近所の危険箇所を自分の目で確認したり,地域住民へのインタビュー等,地域安全マップ作製を通して,子どもは自ら危険を回避する能力を身につけ地域との関わりをもつことができます。
また大人は,地域安全マップを作製することで,防犯環境の改善などの取組みにつなげていくことができます。
地域安全マップ作製マニュアル(東京法令出版株式会社)
著:立正大学文学部社会学科 小宮信夫 教授
(広島県子どもの安全な環境づくりアドバイザー)