平成25年10月5日(土) 10時00分~11時30分
南防犯組合連合会楠那支部・楠那学区子ども会育成協議会,広島市楠那公民館 /22人(小学生の親子)
教材:26 ケータイ!ウチではどうする?! ~考えてみて,わが家流のつきあい方~
井手口 ヤヨイ,中野 和子
広島市楠那公民館の子ども防犯教室で,「親プロ」教材26番を活用しながら,親子一緒に携帯電話やスマートフォンとの付き合い方について学び合う講座が行われました。
ファシリテーターの自己紹介,「親プロ」の主旨・ルールなどの説明,アイスブレイク,教材(ワークシート)の説明の後,「ケータイマナークイズ」が行われ,ケータイについて学び合う雰囲気が作られました。親子が別グループに分かれてのワークでは,「ケータイ・ゲームがあると良いこと,便利なこと,助かることはどんなことですか?」「ケータイ・ゲームがあると困ること,気になること,叱られることはどんなことですか?」について,意見交換を行い,発表し合いました。親は親子のコミュニケーション等について話し合いを深め,一方,子どもは「ケータイ・ゲームを持ったらどんな使い方をしますか?」について話し合い,最後は,子どもたちが話し合った意見を全員で発表しました。
小学生が参加する講座のために,ファシリテーターは子ども用の「親プロ」の約束を作成,掲示されました。また,主催者は子ども用講座アンケートを作成,配布されました。室内には,携帯電話やスマートフォンなどについての新聞記事が掲示されました。
携帯電話を持たせる際のルール作りのポイントの1つに「親子で一緒に考える」ことが挙げられます。今回の親子一緒の「親プロ」講座は,そうしたポイントを踏まえつつ,親にとって,子どもの新たな一面を見ることができるといった,親子関係の構築という新たな可能性を示しています。
「親子で学ぶ防犯教室」(楠那公民館)のチラシ (PDFファイル)(234KB)
・話しやすい雰囲気で,時間があっという間に過ぎていきました。私が思っている以上に,スマートフォンや携帯電話の使い方について,子どもなりに考えていることが分かりました。自分で考えて,判断し,行動できる大人に育てていけるように,まず考える場を家庭で作ろうと思います。
・子どもたちは,きちんと良い事,悪い事の区別がついているのだと感心しました。
・子どもが,思ったより,携帯電話やゲームの正しい使い方を理解していることが分かり,安心しました。
・子どもと一緒に一つのことを考えるきっかけとなり,とても良かったです。
・今後も親子でしっかり話し合って,将来,子どもに携帯電話を持たせる時に活かしたいと思います。とても役に立つ講座でした。
・いろんな意見が出て良かったです。
・大きな声で発表できて楽しかったです。
・自分の身を守る良い勉強になりました。
・いろいろなことが頭の中に入って,すごくうれしくて,楽しかったです。
・ケータイやスマホはいざという時に使いたいです。
・参加者は小学生の親子で,親子同室でのワークに沿ったものにするため,教材(ワークシート)はグループワークの導入として使用し,持ち帰り,後日の参考にしてもらうようにした。
・子どもの意見は親の想像以上にしっかりしていたようである。親の安心感と子どもへの信頼感が増すことは,親子同室でのワークショップの長所であると思う。
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