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【平成30年1月25日更新】親プロ講座の様子 平成29年度「県立広島工業高等学校」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

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 平成28年度新規開発教材31番を活用した講座が,高等学校で行われました!
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期日

平成29年12月15日(金曜日)8時55分~9時45分,9時55分~10時45分,10時55分~11時45分,11時55分~12時45分
平成29年12月19日(火曜日)9時55分~10時45分,10時55分~11時45分,13時30分~14時20分,14時30分~15時20分
平成29年12月20日(水曜日)10時55分~11時45分,11時55分~12時45分,13時30分~14時20分,14時30分~15時20分
平成29年12月21日(木曜日)8時55分~9時45分,9時55分~10時45分,10時55分~11時45分,11時55分~12時45分

実施機関・団体など/参加者数

県立広島工業高等学校 /3年生310人

教材:31 あなたならどうする,どう考える?~親として,地域の一員として~

講師(ファシリテーター)

メイン:小林文子 磯部ひとみ 米田珠美 松浦美都子 若林斉子 鈴木志げ子 久光千登勢 小濱樹子 
サブ:西田弘展 川田裕子 中丸直見 

講座の様子

 県立広島工業高等学校において,3年生の8クラスで「親プロ」講座が実施されました。広島市,廿日市市,府中町の「親プロ」ファシリテーターが連携・協力して講座を実施しました。
 家庭科の時間を使い,各クラス4~5人のグループを4つ作り実施しました。
 授業開始のチャイムが鳴り,ファシリテーターが自己紹介を行った後,手遊びを行ったり,クイズをしたりしてアイスブレイクを行いました。
jikosyoukai asiubureiku aisubureiku 

 3つの約束を確認した後,自分の考えを各自がワークシートに記入し,グループで意見交流をしました。
「あなたがその場にいたら」という問いには「親がいるので,何もしない」「別の場所に子供たちを連れて行って,遊んであげる」などの意見が出ていました。
「あなたがその親だったら」という問いには「おじいさんに謝る」「子供を叱る」などの意見が出ていました。
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 「将来大人になった時,親として地域の一員としてどのように子供に関わっていきたいか」の問いについては,ラベルワークを活用し考えました。「親として」「地域の一員として」とそれぞれについて考え,色の違う付箋紙に記入していきました。各自が記入した付箋紙を,グループで交流しながら模造紙に貼っていきました。「親として」では,「できるだけ子供と一緒にいる時間を増やす」「いろいろな事を経験させる」「自分たちの事情でつらい思いをさせない」などの意見がありました。「地域の一員として」では,「積極的にコミュニケーションをとる」「ものづくりなどを通して,地域の活性化を図る」「他の家の子供でもダメなことは注意できるようになりたい」などの意見がありました。 
kinyuuの写真 raberuの写真1 raberuの写真2

 最後に,グループで出し合った意見をもとに模造紙にまとめ,発表しました。各グループとも出た意見を分類,整理し,分かりやすくまとめて,発表をしてくれました。
happyouの写真1 happyouの写真2 happyouの写真3

参加者の声

・将来親になった時,「親として」「地域の一員として」自分がどうしていくべきか,考えを深めることができました。
・あまり子供と関わるのは得意ではないけど,関わることの大切さは分かりました。
・地域の中の人間関係はどんどん衰退していっているので,できれば一緒に遊べるような関係を作っていきたいと思いました。
・普段あまりしゃべらない人も,グループでの活動だったので,意見が出しやすくなって良かったです。他のグループの意見も聞けて,新しい考えが生まれました。
・親として,子育てをすることの大変さや,ちゃんと叱ることの大切さを今回の授業で学びました。これからの将来,自分が親となった時,今回の授業を思い出して,しっかり子育てしたいと思いました。

ファシリテーターの感想

・こちらが話をする時も静かに聞いてくれたり,お互いに意見を出したり,まとめもスムーズに行うことができていました。
・初めての高校3年生への「親プロ」ということで,心配していましたが,思っていた以上に明るく素直な生徒ばかりで,とても楽しく講座をすることができました。
・ワークシートへの記入,意見交換ともに,時間が足りないくらい熱心に行ってくれました。
・グループでの話し合いでは,全員が発表できるように工夫して取り組めていました。
・「親として」の意見の中に「将来結婚した時には,自分の奥さんの負担を軽くしてあげたい」と書いた生徒がいました。パートナーをいたわるところまで考えられる生徒に驚くとともに,とてもうれしい気持ちになりました。
・思っていた以上に真剣に意見を出し合い,言葉で相手にしっかりと伝えることができていたので,とても良かったです。

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