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「親プロ」講座の様子 平成29年度 「県立因島高等学校」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

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 平成28年度新規開発教材31番を活用した講座が,高等学校で行われました!
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期日

平成30年2月22日(木)10:00~10:50

実施機関・団体など/参加者数

県立因島高等学校 /2年生 12名

教材:31 あなたならどうする,どう考える?~親として,地域の一員として~

講師(ファシリテーター)

メイン:緒方 恵理子 

講座の様子

 県立因島高等学校において,2年生選択授業の家庭科で「親プロ」講座が実施されました。
 参加者は女子12名でした。くじ引きでグループを決め,4人のグループを3つ作りました。
 授業開始の号令の後,尾道市の担当者から「親プロ」についての説明があり,ファシリテーターを紹介しました。ファシリテーターは簡単な自己紹介を行った後,アイスブレイクとして「連想ゲーム」を行い,雰囲気を和やかにしていきました。
紹介 アイスブレイク 読み

 ワークシートに入る前に,以前生徒が行った子育てサロンとの連携について振り返り,子供たちや母親たちの様子を思い出してもらいました。その後,ショッピングセンターでのエピソードをもとに「問い」について各自の考えをワークシートに記入し,グループで交流していきました。「その場にいたらどうするか」という問いについては「注意したいけど難しい」,「親の立場だったらどうするか」という問いについては「おじいさんに謝る」「目を離していたことを子供に謝る」などの意見が出ていました。
考えましょう ラベル ラベル2 
 「将来大人になった時,親として地域の一員として,どのように子供に関わっていきたいか」については,ラベルワークを活用して意見交流を行いました。「親として」「地域の一員として」とそれぞれについて考え,違う色の付箋紙に記入しました。各自が記入した付箋紙を,グループで交流しながら模造紙に貼っていきました。グループ交流の後,全体交流で各グループから発表を行いました。
ラベル3 発表 発表② 
 「親として」では,「楽しく子育てしたい」「仕事が忙しくても子供のための時間をつくる」「友達のような親子になりたい」などの意見が出ていました。「地域の一員として」では「祭りなどの行事に参加する」「困っている人がいたら話を聞いてあげたり,一緒に考えたりする」「みんなで助け合う」などの意見が出ていました。
発表③  まとめ
   最後に各グループから出た意見をみながら,ファシリテーターがまとめをして講座を修了しました。50分間という短い時間でしたが,親のことや地域のこと,将来のことなどを考えたり,他の人の意見を聞くことで,様々な気づきにつながったと思います。

参加者の声

・自分が考えていた「親」に対しての気持ちが,他の人の同じだったり,違っていたりしていて面白かったです。
・将来の自分を想像することができました。
・早く結婚して,親になりたいと思いました。
・お母さんのすごさに気づきました。

ファシリテーターの感想

・グループワークが進むにつれて,各自が真面目に考えてくれて全体での意見交流まで安心して行うことができました。
・「親になる」ということをイメージしにくい生徒もいましたが,最後のまとめの時には表情が変わって真剣に話を聞いてくれました。
・この講座をきっかけにして,みんなで考え,自分の行動や生活につなげていく次のステップになればいいと思いました。

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