平成26年12月12日(金曜日) 18時00分~19時20分
呉市教育委員会文化振興課/呉市職員 19人
独自教材:仕事と子育て
青木美於(メイン),藤賀裕敏(アイスブレイク),森岡さおり(アシスタント)
呉市福祉会館において,呉市職員の有志を対象として実施している夜間自己啓発講座『じぶん投資セミナー』受講者を対象として,「仕事と子育て」(独自教材)をテーマに「親プロ」講座が実施されました。
子育て真最中の方,子育てが落ち着かれた方,まだ子育てを経験されていない方等,様々な受講者が集まり,独自教材の中の共働きの両親を持つ椿ちゃん(架空)のエピソードから,各グループにおいて,御自身の経験や思いなどを熱心にお話されていました。
机の上に用意された土鍋とおでんの具は,受講者の意見を共有するためのツールとして活用しましたが,ひとつの鍋をみんなで囲む冬の風物詩と相まって,ほのぼのと暖かい雰囲気の中で講座が進められました。
独自教材「仕事と子育て」はこちらから (Excel19KB)
・大変有意義な講座で,終了時には満足感で一杯でした。この講座を是非,呉市内の全小中学校で実施してほしいと心から思いました。
・準備物や雰囲気づくり等がとても良かったと思います。そのため,話が盛り上がってもっと話ができれば…と思ってしまいました。
・色々な人の意見を聞くことができ,また,雰囲気がとても良かったので,楽しむことができました。
当日は,自分の意見を紙で作った「大根」「こんにゃく」「丸天」「ちくわ」等のおでんの具に書いてもらい,それをテーブルの上の土鍋に入れていってもらいました。どのグループもどんどん意見が出て,どの土鍋も見る間においしそうなおでんで一杯になりました。
独自教材を通して,様々な家庭がある中で,仕事と子育てをどのように両立させていけば良いのか?今回は椿ちゃん(架空)の様子を題材に,共働きの家庭の悩みを考えてみるということをねらいとしてファシリテーションを行いました。子供の素直な気持ちに向き合いながら,自分なりの子育ての形を皆で考えてみました。
「コミュニケーション大事だね!」「子育ては自分の生き方に繋がるのよ!」「父親の存在って大事かも!」「最近,寝顔しか見てないな!」「自分には子供がいないけど,きっと椿ちゃんはこう思っている!」等の意見が出され,鍋の周りに寄って話して自ら気付くファシリテーションを行うことができました。「明日は,おでんにしようかな?」と講座の終わりにはそんな声が聞こえてきて,とても嬉しく感じました。