平成28年2月25日(木曜日) 18時00分~20時00分
呉市立両城中学校区/保護者 教職員 28人
教材:独自 子どもについて話そう
ねらい:子育ての悩みを分かち合い,思春期を迎えた子供とのより良いコミュニケーションへのヒントを探る。
青木 美於
両城小学校,港町小学校の高学年の児童の保護者と,両城中学校1・2年生の保護者を対象に3校合同で保護者同士のネットワークを深め,今後の親子関係をより豊かにしていくきっかけ作りにしようと「親プロ」講座を企画しました。初めにファシリテーターから「子供さんの生活(学校生活,勉強,友人関係)などにおいて不安なことやわからないことがありませんか。」と,問いかけがありました。それについて,用意された円卓(段ボール)に思い思いに書き込み,意見交流を行いました。思春期を迎え,心も体も大きく変化していく時期の子供のことについて話をして,保護者・教職員同士で交流を深めました。ワールドカフェ形式で交流したので,多くの方と話をすることができました。終わりに,「これからの子育てで何を大切にしようと考えていますか?子供さんに伝えたいことは何ですか?」との問いに,それぞれが思い思いに考えたことを桜のシートに書き,順番に発表をして考えを分かち合いました。
・たくさんの方の意見が円卓(段ボール)に書かれているのを見たり,お話を聞いたりして,自分とは違った考え方や意見に触れることができてとても楽しかったです。
・保護者同士で素直に思ったことを話すことができました。
・他の保護者の方の話を聞いてみると,子供への悩みがいろいろあることがわかり,それに対するいろいろな意見を聞くことができたのでよかったです。
・教職員として参加させていただき,保護者の方が子育てのことでいろいろ悩んでいらっしゃることがわかり,とても参考になりました。また,ファシリテーターの進行方法などにも,今後の自分の授業に生かせる工夫をたくさん見つけることができ勉強になりました。
・子育てについて様々な悩みを分かち合い,コミュニケーションへのヒントを探っていきました。
・「君に伝えたいこと」として,思いを桜のシートに記入しました。みんな違ってみんないい,そんな子育ての本質を桜の木の下で共有できる場となりました。
・保護者からは,「心が解放された」との感想がありました。子育ては悩みが尽きないものですが,一方で我が子が大きく成長していることへの喜びを感じる幸せが日々あるのだということにも皆さん気付かれたように思いました。