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「親プロ」講座の様子 平成28年度「広島リビング新聞社6月」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

 
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 この講座の様子は「リビングひろしま」新聞6/18号に掲載されました!
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期日

平成28年6月6日(月) 11:00~12:00

実施機関・団体等/参加者数

広島リビング新聞社/3人

教材:17 どうする?どういう?~子どもの人間関係へのかかわり~

 講師(ファシリテーター)

井手口 ヤヨイ

講座の様子

  広島リビング新聞社が今年度,毎月行う「子育てキャンペーン」特集記事の企画で「親プロ」教材を活用した座談会形式の講座の第2回目が開催されました。主に小学校高学年の子供をもつ親が,子供の人間関係についての悩みについて交流できる教材を使い,3人の母親が参加される講座となりました。
 講座の初めにファシリテーターの井手口さんが「親プロ」の主旨とワークショップ形式の進行,「3つの約束」(発言の平等,人の発言の肯定,秘密の保守)について伝え,参加者の共通理解を図りました。そして参加者に自己紹介(名前,子供の学年と性別)をしてもらいました。
   会場の掲示 ファシリテーター井手口さん 進行の様子

   次に,ワークシートの表紙を見ながら,題名とねらいを紹介しました。ねらいの中に出てきた「第二次性徴」についてファシリテーターの井手口さんが準備した資料をもとに,「心は子供なのに,体は大人に近づき心と体のアンバランスから反抗的な言動が増える。これは正常な成長」という主旨のことを補足されました。エピソードは参加者の方に順番に読んでいただきました。「考えましょう・出し合いましょう」では,井手口さんが,「どこからでもいいので自由に話してください」という形で参加者の意見を引き出していかれました。「どうしたいのか子供の意見を聞く」,「約束の確認をする」などの意見がありました。

  参加者の様子 はじめ 参加者の様子 次 成果物 

  「さらに考えましょう」では,参加者の子供の人間関係にまつわる悩みを交流しました。他の参加者もお互いに共感的に話を聞きました。井手口さんは話を聞くだけでなく次の行動につながる具体のアドバイスも行っておられました。「子供のSOSのサインに気づくことの大切さ」,「親は子供の味方だと伝えることの大切さ」など,講座の中で井手口さん御自身の考えや経験に基づくコメントを話されていました。

参加者の声

・皆さんのお話を聞いて,どこの御家庭の子供さんでも,男女に関係なくいろいろなことがあるのだなと思いました。
・少し前から子供の様子に変化を感じていました。迷いながら関わってきましたが,今日,いろいろな話を聞くことができて,自分が今のままでいい,自分のやっていることが間違っていなかったんだという気持ちになることができました。
・学年が上の子供さんをもつお母さんの話を聞いて,これから先,我が子に起こるかもしれないようなことを知ることができました。

ファシリテーターの感想

・参加者の皆さんの「大切な子供」に対する愛情がひしひしと伝わってきました。子供の視点に立たれ,しっかり向き合い,共に悩み,解決への強い思いを持っておられます。真摯に取り組んでおられる様子がよく分かり頭が下がりました。 
・家族内で情報を共有し,タッグを組んでの対応もされていることは素晴らしいと思います。家族で子供と共に悩みながらでも前向きに進んでいただければと思います。
・参加者の方は,自分の思いをきちんと発表され,他の方の意見も聞かれ,活発な意見交換を行うことができたと思います。

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