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「親プロ」講座の様子 平成29年度 「県立御調高等学校」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

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 平成28年度新規開発教材31番を活用した講座が,高等学校で行われました!
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期日

平成30年2月19日(月)11:00~12:00
平成30年2月21日(水)11:00~12:00

実施機関・団体など/参加者数

県立御調高等学校 /1年生 68名

教材:31 あなたならどうする,どう考える?~親として,地域の一員として~

講師(ファシリテーター)

メイン:宮本 孝子
サブ:佐藤 恒子 榎本 貴子 

講座の様子

 県立御調高等学校において,1年生で「親プロ」講座が実施されました。今回は,2時間連続の家庭科の授業の前半60分での講座となりました。
 授業開始の号令の後,尾道市の担当者から「親プロ」についての説明があり,ファシリテーターを紹介しました。簡単な自己紹介を行った後,ファシリテーターが教材のめあて,3つの約束について説明しました。
紹介 約束 記入
 その後,フードコートでのエピソードをもとに考えていきました。「子供」「おじいさん」「親」の3つの視点で,自分の考えを各自がワークシートに記入し,グループで意見交換を行いました。
交流 ラベル ラベル2 
 「将来大人になった時,親として地域の一員として,どのように子供に関わっていきたいか」については,ラベルワークを活用して意見交流を行いました。「親として」「地域の一員として」とそれぞれについて考え,違う色の付箋紙に記入しました。各自が記入した付箋紙を,グループで交流しながら模造紙に貼っていきました。グループ交流の後,全体交流で各グループから発表を行いました。
発表 発表② 発表3 
 「親として」では,「優しく厳しい子育てがしたい」「人の気持ちが分かる子供に育てたい」「忙しくても話は聞くようにしたい」「自分のやり方を押し付けない」などの意見がありました。「地域の一員として」では,「親の相談にのる」「子供の手本となる行動をとる」「昔ながらの伝統や話を聞かせてあげる」「話し合う機会を地域主体で開催する」などの意見がありました。
発表4  まとめ
   60分間の講座ということで,一人一人が考える時間,グループでの交流の時間,各グループからの発表と時間を十分とることができました。また,これまであまり考える機会がなかった「親のこと」や「地域のこと」,「将来のこと」など様々なことを考えるきっかけになりました。

参加者の声

・親の気持ちを感じることができました。また,クラスの友達の考えていることが共有できて,楽しかったです。自分が親になった時,どんな子供に育てられるか楽しみです。
・親の気持ちや考え,子育ての大変さなどに気付くことができ,行動していく必要があることが分かりました。
・子育ては,自分の成長にもつながるということが分かりました。
・将来子供ができたら,たくさんの愛情をそそいで育てたいと思いました。
・親や周りの大人が子供をきちんと育てたら,ちゃんとした大人になっていくと分かったので,子供の手本になる人になりたいと思いました。

ファシリテーターの感想

・生徒の動きがスムーズで,5分前倒しで講座が開始できたので,気持ちにゆとりができ進行しやすかったです。
・ワークシートや付箋紙への記入に慣れていたのか,自分の考えをしっかり書いてくれました。
・講座の様子から,日頃から授業に対して前向きに取り組む生徒の姿勢が伺えました。

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