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【平成29年9月28日更新】「親プロ」講座の様子 「平成29年度道徳教育パワーアップフォーラム 保護者部会」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

期日

平成29年8月10日(木) 14:05~14:50

実施機関・団体等/参加者数

広島県教育委員会/31名

教材:18 さあ,どっち?!~信じる,見守る,待つ,聞く~

 講師(ファシリテーター)

井手口 ヤヨイ

講座の様子

 県内公立小学校,中学校,義務教育学校,高等学校,特別支援学校,中等教育学校の道徳教育の推進を主に担当する教師,保護者,教育委員会関係者が参加する研修会で,保護者部会の演習として参加者に「親プロ」講座を体験していただきました。

始め 3つの約束 

 部会の進行役から講師紹介と「親プロ」の概要について説明があり,ファシリテーターの進行が始まりました。始めにファシリテーターからも「親プロ」の概要について説明があり,今回は45分と時間が限られているために,内容の体験に重点を置いて進めるとの前置きがありました。
 タイトル「さあ,どっち!?~信じる,見守る,待つ,聞く~」を紹介するときには,タイトル中にある「聞く」という漢字を,音としての「聞く」ではなく,心を傾けて「聴く」という意味を込めて「聴く」と置き換えて考えることについて伝えました。
 次にワークシートのねらいを読み上げました。「第2次性徴」という言葉についてファシリテーターが用意したカードをもとに補足説明をしました。親としては,この時期は子どもが心身共にアンバランスな時期であるということをしっかり理解して,関わっていきたいということを伝えました。

ワークシート 各自記入

 続いて,説問1から3までを各自で記入しました。その後,隣同士のペアで意見交流を行い,つぎに,意見交流の中から好きな部分を発表する形で,全てのペアに発表してもらい全体交流を行いました。「親の反応にぶれがあると思いました」「自分なら理由を聞き,ご飯をしっかり食べさせたいです」「でも,頭にきたらエピソードのように感情的な反応をしてしまうだろうと思います」「このような経験が自分にもあります。ちゃんと話を聞かないといけないと思いました」「親が心配している気持ちを落ち着いて伝えることが必要です」等の意見がありました。

 ファシリペア交流 笑顔 発表

 最後にファシリテーターから参加者に向けて「発表を聞きながら,同じ考え,違う考え,新しい気付き,次にやってみようと思われたこと等いろいろあったでしょう。これが「親プロ」です。正解は無いのです」ということ,そして,子どもには「あなたは大切な子ども,何かあったときは,わたし(親)はあなたを守るよ」ということを折に触れて伝えて欲しい,そうすることで子どもは安心感を感じるということを伝えて講座の締めくくりとなりました。

まとめ ファシリテーターアップ

参加者の声

・今度,PTAの研修会等で「親プロ」講座をやってみたいと思いました。
・45分間という短い時間でしたが,充実した内容でした。 

ファシリテーターの感想

・参加者の皆さんには,前向きに取り組んでいただき,積極的な意見交換をしていただいたことに感謝します。
・これからも,我が家の,地域の,そして社会の「宝」である未来を担う子どもを,「共育・協育・教育」で健やかに幸せに育んでいきたいと思います。

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