令和3年8月25日(水曜日)13時30分~16時30分
開講あいさつでは,災害対応や新型コロナウイルス感染症の影響が続く中,各所属で日々業務を行っておられることに敬意を表し,多くの方に受講いただいたことへの感謝を伝えました。
研修内容については,令和2年4月の社会教育主事講習等規程の改訂によって,社会教育主事任用資格と併せて「社会教育士」の称号が与えられるようになりました。この称号を有する者は,ファシリテーション能力,プレゼンテーション能力,コーディネート能力といった専門性が求めれており,本研修もそれらを学ぶことのできる構成としていることについて伝えしました。
題目:社会教育主事に求められる経営の理論と実際-連携・協働による地域ネットワークの形成と地域人材の育成-
講師:大分大学 教育マネジメント機構 基盤教育センター 教授 岡田 正彦
講義では,社会教育経営の視点から,基本的な方向性や社会教育行政事業の特性,地域での取組における連携・協働等について学びました。
特に,連携・協働については,ワークシートを活用して受講者がこれまでに取り組んできた事業等を振り返りました。受講者は,講師の説明を聞いた後,ワークシートに,(1)これまでに取り組んできた地域課題,(2)地域課題の解決のための地域人材や組織との連携・協働の内容,(3)連携・協働によって期待される効果,(4)連携・協働をする上での配慮・調整事項等を記入していきました。その後,4名程度のブレイクアウトルームに分かれて,ワークシートを画面共有しながら意見交流を行いました。
最後に,次回の研修の連絡等を行うとともに,受講者にはチャット機能を利用したファイル送信により,ワークシートのデータを提出していただきました。
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