平成30年3月7日(水)
(1)府中町立府中小学校
(2)府中町立府中南小学校
(3)府中町立府中北小学校
広島大学アカペラサークルPlaza de España 6人
広島大学アカペラサークルPlaza de Españaは,広島大学公認のアカペラサークルです。「いつでもどこでも歌いたいときに集まって皆でアカペラを楽しむ」というのが,このサークルのコンセプトです。
この日活動したのは,サークルに所属するバンドのうち,どっしりとしたバラードを中心に歌っているバンド「鉢底ねっと」です。
活動教室は府中町の放課後子供教室(府中町立府中小学校・府中南小学校・府中北小学校)です。
教室では,行政職員やコーディネーターが話し合って計画したプログラムをもとに,毎週水曜日,工作等の様々な活動が行われています。
「MISIA」の「幸せをフォーエバー」の演奏が始まると,子供たちは,惹き込まれた様子で聞いていました。
曲が終わると,ワクワク学び隊は,パートの役割を説明してくれました。
子供たちは興味津々で,ボイスパーカッションやベースの学生に「楽器が口の中に入っているの?」「どうしてそんなに低い声が出るの?」と次々に質問しました。
それから,ワクワク学び隊は,楽しく歌う秘訣を子供たちに伝授してくれました。
最後の曲は,この日のためにワクワク学び隊が用意してきた「mao」の「夢をかなえてドラえもん」でした。子供たちはリズムに乗って体を動かしたり,一緒に歌ったりして盛り上がりました。
複数の放課後子供教室で活動することになったので,ワクワク学び隊の大学生は,短い時間でも子供たちにアカペラの魅力を伝えられるように,プログラムを工夫してくれました。
どの放課後子供教室でも,子供たちから「楽しかった」,スタッフから「また来て欲しい」という声が上がっていました。
・アカペラの演奏はとても良く,子供たちは静かに聞いていました。
・歌を上手に歌う方法は,恥ずかしい子供も多かったようですが,とても勉強になりました。
・子供たちは,テレビ等ではアカペラの歌を聞いたことがある様子でしたが,やはり生で聴くと感動したようで,集中して聴いていました。パート毎に役割や歌が上手になるコツ等,飽きさせない工夫も良かったです。
・今回初めてのワクワク学び隊のボランティアだったとのことですが,笑顔も素敵でとても良かったです。
・自分たちが一生懸命考えたアカペラ教室で,子供たちが興味を持ってくれ,楽しんでくれた様子だったのがすごく嬉しかったし,子供たちと関わるのがすごく楽しかったです。
・教育学部のメンバーが4人いたこともあり,今後の実習や将来のために,子供たちやその子供たちを教えサポートするスタッフの方たちの姿を見ることは良い経験になりました。また,アカペラのバンドとしても,聴いてくれる人たちがどうやったら喜んでくれるか,どうすれば興味をもってくれるか考えることは,これからの自分たちのステージを作るうえでも大切だと実感できました。