「国際平和拠点ひろしま構想」の取組の一つであるひろしまレポートは、36か国を調査対象に、核軍縮、核不拡散および核セキュリティに関する取組状況を調査・分析し、年に一度発行しているものです。人類史上初の核兵器の惨劇に見舞われた広島から国内外に発信することにより、核兵器のない世界に向けたさまざまな動きを後押しすることが、このレポートの目的です。
核軍縮の進展に影響を与えていくための発信に努めています。4月には湯崎知事自らがNPT運用検討会議に参加してレポートを各国政府代表等の会議参加者に発信するなど、核兵器廃絶を世界に訴えました。
県では、ひろしまレポートがその影響力を高め、結果として広島の発信力の高まりにつながることをめざしており、内容の充実を図りながら広く発信していきます。
NPT:核兵器不拡散条約
紛争が終結し新たな国づくりを学ぶため広島を訪問する海外の人々は、原子爆弾による破壊と廃墟からの復興を経験した広島が、どのように現在の姿に至ったのか、その復興プロセスや要因に関心を持ちます。このため、社会各分野における広島の復興プロセスを調査研究するとともに、紛争終結地域の復興・平和構築の人材育成等に活かす取組を始めています。
【お問い合わせ】平和推進プロジェクト・チーム TEL.082(513)2368
詳しくは国際平和拠点ひろしま構想へ
広島県では、県内どこに住んでいても、安心して医療が受けられるよう、中山間地域への医師の派遣や、無医地区への移動診療車による巡回診療などを行っています。
また、救急患者に対しては、ドクターヘリが県内全域を約30分でカバーしており、医師や看護師の治療を受けながら、救命救急センターや地域の基幹病院へ搬送する体制が整っています。
さらに、広島大学や岡山大学と連携して「ふるさと枠」や「地域枠」という特別枠を設け、奨学金を支給するなど、中山間地域で活躍する医師の確保に取り組んでいます。
この制度による卒業生は、平成33年度には100名に達する見込みです。
引き続き、県民の皆様に安心していただけるよう、市町、大学、県医師会等と連携して、県内全域の医療体制の確保に努め、地域医療の強化を図っていきます。
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