働き方改革働きがい向上企業コンサルティング事業参加企業の事例（2022年11月９日更新）

働き方改革働きがい向上企業コンサルティング事業

　令和３年度から令和４年度にかけて、広島県で実施した「働きがい向上企業コンサルティング事業」に参加した企業の事例を紹介しています。

令和４年度事業参加企業

新たな理念の策定と自律型組織の実現に向けて、社員が主体的に自らの人生や働きがいを考える個人バリューを作成したことで仕事への「誇り」や「自己実現」を高めることができた。
「従業員インタビュー」や※「ストローク運動」の導入で、あいさつや世間話が増え一緒に働く仲間との「連帯感」を向上させることができた。
他メーカーとの共同商品開発を実現させたことが社員の間に共通の成功体験をもたらし、組織に対する「貢献」につなげることができた。
※相手の存在を認める全ての言動をストロークと呼び、挨拶や笑顔といったポジティブな行動が職場の関係性を改善し、社員の心理的安全性やウェルビーイングに有効とされる。

“社内指導者”を抜擢し育成する新たな制度と従業員に向け「リスキリング推進宣言」をすることで、学び直しや主体的に教え合い、学び合う文化が醸成され、従業員の「成長・自己実現」とチャレンジ意欲を高めた。
自社の未来像や目指す姿を「言語化」するワークショップを開催。役員と従業員がハイブリッドでMVV（Mission/Vision/Value）を再定義し、仕事に対する「誇り」や組織に対する「信頼感」を醸成した。
良い行いや個性に焦点を当てたチーム単位の短時間ミーティングを繰り返し、職場の「連帯感」を高めた。

イベント型働きがい向上運動「シンギらしくグランプリ」を企画。39チーム189名が経営理念を自分ごと化し、チームで協力しながら多様なシンギらしい行動をすることで、仲間との「連帯感」や「組織への信頼」が高まった。
対話型マネジメントの「１on１」を実践することで、日常的に上司と部下、組織と個人とのすり合わせが行われた。さらに、積極的傾聴が出来ている上司と部下の間では「組織への信頼」も高まり、自主的な提案やチャレンジ行動も増えてきた。
公募によって選抜した業務改善委員会のメンバーは※「イクルス」という業務改善の手法を活用しながら「注文請書の自動FAX化」等多くの業務効率化事例を生み出し、取引先や周囲の社員（上司、同僚、部下）に喜んでいただくことが「成長・自己実現」へと繋がっている。
※ECRSは、Eliminate（排除）、Combine（結合と分離）、Rearrange（入れ替えと代替）、Simplify（簡素化）の英語の頭文字から成る業務改善の4原則です。頭文字ECRSの順に取り組むことで、効果的な業務改善が行えます。

製造ライン稼働率向上の取組を、従業員の達成感に直結させ、高い生産性を維持することに成功。これまでの「作業者」から「職人」を目指す自律型集団へと意識変化し「誇り」が高まった。
製造ライン専従者の横の対話機会を促進し組織全体の「連帯感」を醸成。現場の安全・品質・生産性向上のために改善意見を引きだした。
評価制度の見直しや経営者メッセージの動画配信で組織に対する「信頼感」を高めた。

３K（きつい／汚い／危険）を新３K（きれい／かっこいい／志高い）に変える全社的新３K運動を通じ従業員の仕事への「誇り」が高まり社会・会社への「貢献行動」が増加した。
チームのメンバーが協力しながら取り組む、助け合いの小集団活動は「連帯感」の醸成に繋がり、志の高い目標を掲げたチームでは一体感や達成感を高めたることができた。～「職場の連帯感」の醸成。
仕事への「誇り」と「連帯感」が高まることで女性活躍プロジェクト等新たな挑戦も始まった。