犯罪等により被害を受けた方、ご家族やご遺族の方の支援を担う人材を育成するために、8月2日(水曜日)に広島市内で「広島県犯罪被害者等支援研修」を開催しました。研修は第一部として講演、第二部として講義・事例検討を行いました。なお、この研修は、公益社団法人広島被害者支援センターに委託して行われました。
1 第2部(講義・事例検討)の概要
- 日時 令和5年8月2日(水曜日) 14時30分~16時30分
- 場所 広島県庁本館6階 講堂 (参集方式)
- 講師 内野 悌司 氏(公益社団法人広島被害者支援センター理事、広島修道大学健康科学部教授)
- 演題 「犯罪被害者等支援について」
- 参加者 38名
2 第2部(講義・事例検討)の内容
(1)犯罪被害者支援の基本的な理念や支援の実際
- 広島県における犯罪被害の状況
- 被害者が事件により直面する影響
- 犯罪被害者支援の基本的な流れ
- 広島県犯罪被害者支援の基本理念
- 支援ニーズ
- 法的問題、日常生活の困難、経済的困難、身体的問題、
精神的問題
- 利用できるサービスと連携先
(2)話の聴き方について
(3)事例検討
二つの犯罪被害の事例について、グループ(5~6名)ごとに、次のことを話し合い、
発表を行ってもらいました。
- 被害者の困りごとや支援ニーズについて
- ニーズに対する支援、その際の必要な配慮について
(4)被害者への情報提供、被害者支援センターへのつなぎ方
- 伝えたいことが伝わるには
- 自己決定を促す情報提供(助言)の仕方
- つなぎ方のコツ
- 広島被害者支援センターの相談の流れ
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