令和6年12月15日(日)、広島市のRCC文化センターエールエールA館で「ひろしま留学フォーラム2024」を開催し、県内の中高生や保護者、教職員等約50名の方に参加いただきました。
会の中では、留学に関する疑問や不安を払拭したり、留学に関する様々な情報を得ることを目的として、次のような催しを行いました。
広島県教育委員会からの説明
留学に関する「よくある質問」について、県教育委員会の担当者から説明を行いました。
留学体験談発表(高校生2名、大学生2名)
〇広島県立世羅高校2年 貞縄 小百合 さん(アメリカの姉妹校への短期留学)
当初は留学と自分の進路が結び付かず、留学を躊躇していたが、勇気を出して参加したこと自体が財産
になった。
〇広島大学附属高校3年 岡田 達樹 さん(イタリアに約1年間の交換留学)
自分のキャリアプランを立て、イタリアへの留学が必要だと思い、留学した。計画的に進めたことにより、
日本の学校も3年間で卒業することができた。
〇県立広島大学4年 鳥飼 いぶき さん(アメリカに約10か月の交換留学)
自分自身の趣味や得意なことを生かして留学先での生活を豊かにすることができた。
趣味の音楽やマンガが、友人作りの際のコミュニケーションツールのようになった。
〇県立広島大学4年 高橋 直樹 さん(フィンランドに約10か月の交換留学)
留学を経て行動力が身に付いた。帰国後は大学内で留学相談コミュニティを立ち上げた。
留学中は、「目標を持って計画的に頑張る」ということも大切だが、ほどほど(中庸)を
意識することも大切。
基調講演
講師:株式会社ひろぎんホールディングス執行役員サステナビリティ総括部長 木下 麻子 様
御自身の海外在住経験から、異なる文化に身を置けば、これまで常識と思っていた物事は簡単に
覆るということ、視野を広げて多様なキャリアを描いてほしいということ、挑戦する際には負の感情
(悲しみや怒り)もあると思うが、その感情も大切にしてほしいなどのメッセージをいただきました。
個別留学相談ブース (自由参加)
13の団体・事業者の方に御協力いただき、個別に留学に関する相談を行うことのできるブースや、
資料配布コーナーを設置しました。
参加者からの感想
・そもそもどのような留学があるのか分かっていなかったので、参考になりました。
・学校の姉妹校提携以外の留学方法についてほとんど何も知らなかったが、自治体や民間企業が案内しているプログラムがあること、奨学金の種類、必要な予算や英語力の目安などについてよく知ることができた。
・子どもにとって年が近い方々のお話は、より心に響くものがあったと思います。
・色々な国のケースを見ることができたため、国ごのに気候・言語・留学の目的となるアクティビティが異なることを実感できた。どの方も、単位互換をした、学校のプログラムで行った、など留学の制度まで教えてくださったためとても参考になった。自分も挑戦してみたいという刺激を大いに受けた。
・お話(基調講演)の中で特に印象的だったのが、留学というか海外生活が語学にとどまらず、マインドセットに大きく影響し、それが、就職して働く中にキーとし落とし込まれていて、周囲の方々にも評価されている(評価されるということは求められている)ということです。
広島県教育委員会では、今後も留学関連イベントを開催予定です。
主催
広島県教育委員会
開催日時
令和6年12月15日(日)12:30~16:30(受付開始12:00)
参加対象・定員
県内中高校生、保護者、教職員等(会場定員:100名)
申込期限
令和6年12月10日(火曜日)
次のリンクから申し込みを行ってください。
https://forms.gle/MF5TFcvYzDARnhxc7
会場
RCC文化センターエールエールA館6階ROOM1・2
(広島市南区松原町9-1)
留学個別相談ブース参加予定団体(50音順)
(株)アイエスエイ、(株)アークスリー・インターナショナル、(公財)AFS日本協会、(公財)笹川平和財団、(株)たびまちゲート広島、日本台湾教育センター、ニュージーランド大使館、フィリピン政府観光省、(株)毎日エデュケーション(毎日留学ナビ)、(公財)柳井正財団、(株)ラストリゾート、(株)留学ジャーナル、(公財)YFU日本国際交流財団
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お問合せ先
高校教育指導課企画調整係(Tel:082-513-4991)