平成30年4月に就農した尾道市因島外浦町の村上大作さん(42歳)は,夫婦で帰農してかんきつ経営に取り組んでいます。農地は,仁井屋新開の土地を約2ha(約50a,4区画)借り入れており,9月には5区画(2.3ha)になる予定です。平地で大区画であることから,機械利用による効率的な作業に努めています。
具体的には(1)バックホーによる改植や園地改造,(2)スピードスプレヤー(SS)による防除と液肥散布,(3)乗用草刈り機による除草,(4)ウッドチッパーによる剪定枝などのチップ化,(5)1ほ場(区画)全面をレモンに改植し自動点滴かん水設備の導入などです。
課題は,成園が密植で混植園となっている点です。収量を維持しつつ,間伐や改植によって作業効率を上げていくという難しい課題に取り組んでいます。
(東部農業技術指導所)
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