東広島市豊栄町の福原 由美(ふくはら ゆみ)さんと福光 砂戸美(ふくみつ さとみ)さんは,平成29年度に就農し,今年で3年目となります。現在は,4~5月にかけて,時期をずらしながら定植したミニトマトの生育に合わせ,日々,ハウス管理に注力しているところです。
当所と関係機関の職員は,5月8日にハウスを訪問して,管理状況を確認しました。昨年は,高温少雨の影響で,うどんこ病やコナジラミ類等が多発したことと,定植時期をずらした作型で結局生育が揃い作業競合が起こったこと等の問題が発生しました。そのため,今作は早い時期から丁寧に肥培管理や病害虫対策に取り組んでいます。
また収入確保のため,ミニトマトの後作に葉菜類を栽培していますが,出荷量を増やして販売を有利にするため,他の生産者と連携することも考えております。
福原さんは「ビニールハウスを増棟していくので,きちんとした管理ができるよう技術を向上したい」,福光さんは「作付け時期や労力配分を工夫し,単収を増やしていきたい」と目標を持って経営しています。
お二人は,将来の地域農業の担い手として期待されており,当所は,市やJA等の関係機関と連携して,目標が達成されるよう支援していきます。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)