広島県北部地域では冷涼な気候を活かして夏秋いちごの栽培に取り組んでいます。庄原市西城町の「(株)ひばごんファーム」は約60aの夏秋いちごを栽培しており,今年度は過去最高の「10aあたり3.8t」の収量を達成しました。
産地の収穫開始は例年6月中旬ころですが,「(株)ひばごんファーム」は収穫開始時期前倒しのため,育苗中や定植直後の低温期間において生育適温の維持,地温確保の徹底に取り組みました。その結果,収穫開始が約20日前倒しされ,昨年度と比較して約1.5倍の収量を得ることができました。
産地では収量品質向上に向けて新たな技術導入を積極的に行っています。
(北部農業技術指導所)
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