三次市君田町の(同)安田農産(安田 剛(やすだ つよし)代表)は,5月22日からもち麦「キラリモチ」の収穫を始めました。今年度は「キラリモチ」を約4ha作付しており,もち麦用の乾燥調製施設と精麦施設を新規に導入して,6次産業化に取組んでいます。
君田町では,平成30年7月に石原集落もち麦生産販売連携協議会(牧原 誠(まきはら まこと)会長)が設立され,「もち麦で集落活性化への貢献」をスローガンに,もち麦の栽培・精麦・販売をきっかけとして,「農業の担い手不足」「遊休農地の増加」「水稲に依存した農業」といった課題解消に取り組んでおり,令和4年には18haの作付で3,300万円の売上を目指しています。5月20日に,協議会役員会で,次作の作付に係る品種選定や種子生産について検討を行いました。
(同)安田農産は,同協議会の一員であり,播種や収穫乾燥作業,精麦作業を担っているため,地域の中核的農業者として期待されています。安田代表は「想定した以上に収量がありそうで手ごたえがある。販路開拓を継続し,売上向上に努めるとともに,担い手として地域に貢献できるよう,頑張って技術を磨きたい。」と抱負を語りました。
地域における品種特性や生育状況を把握し,目標の収穫量を達成するための栽培方法を確立する支援を行います。
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