5月27日から6月10日まで,福島県の普及指導員が世羅町の(農)世羅幸水農園へ大型経営を学ぶ研修に来られています。これに合わせて,広島県の新任普及指導員2名との合同研修会を6月4日に行いました。
はじめに,(農)世羅幸水農園の光元組合長より,同農園の成り立ちから現在に至るまでの歴史や経営概要について講演していただきました。
話の中で「幸水農園の協業体は家族経営の集団であり,一人一役に徹し,労賃は平等である。」という設立当初からの組織の在り方を強調されました。
次に,西川農業革新支援専門員から,なし栽培全般の説明を聞いた後,摘果実習を行いました。実習後には,福島県と広島県の果樹栽培の違いや福島県の震災からの復興状況を聞くなどの交流ができました。
福島県の普及指導員は秋にも来られることとなっており,さらなる交流を通じて,両県の普及指導員の技術力が向上することを期待しています。
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