北広島町本地でミニトマトを栽培している上田秀樹(うえだひでき)さんは,今作からハウス1棟(約3a)で環境制御機器を導入しました。
県の実証事業を活用して,遮光カーテン,ハウスサイドの開閉などの自動化,暖房機,二酸化炭素発生機を設置し,増収効果の実証を目指しています。
暖房機設置の効果により,従来より約1か月早い3月5日に定植ができ,またJA広島北部ミニトマト部会員の中では最も早い5月19日から出荷開始となりました。
上田さんは,「低温障害の心配がなくなり,生育の揃いも良くなった。」と手ごたえを感じています。今後は,環境データの分析しながら,適切な制御技術を行っていく予定です。
(西部農業技術指導所)
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