水稲の低収要因として全国的な問題である硫黄欠乏に係る意見交換会(Web会議)が,令和2年12月25日に開催され,主催する岩手県の他,東北大学,秋田県,岡山県,広島県及び全農等から25名が,参加しました。
会議では,東北大学から「硫黄欠乏に関する研究動向」について,また各県から「硫黄欠乏に係る取組状況や今後の課題」について,それぞれ情報提供がありました。
本県からは,「土壌や灌漑水など天然供給由来の硫黄が少ないことによる硫黄欠乏発生リスクの増大」の説明と「一定量の硫黄を供給できる一発型肥料」の事例紹介をしました。
参加者からは,水田中の硫黄量の収支に基づく適正な施肥量の把握が必要との意見がありました。
(西部農業技術指導所)
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