神石高原まる豊とまと生産出荷組合は,夏秋トマトでは事例の少ない統合環境制御技術の実証を開始しました。
この取組実証は,県の高度技術導入モデル事業を活用したもので,(1)加温による作期拡大,(2)栽植密度増加による果実数増加,(3)統合環境制御(換気,遮光,CO₂,加温)による光合成効率の向上により,現状の1.5倍以上の収量を目指します。
実証に取り組む生産者の枝川さんは,「これまで夏秋トマト産地では,暖房など経費の大きい技術の導入は,難しいと考えられ,検討すらされなかった。この実証で,様々な技術の導入の可否を判断できるようになればと思っている。」と,意欲的に取り組んでおられます。
(東部農業技術指導所)
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