(農)東河内の里では, 5月中旬にアスパラガスのL字栽培での立茎が始まりました。
L字栽培とは,県立総合技術研究所農業技術センターが開発した技術で,親茎をL字に押し倒すことで,新たに萌芽した若茎が収穫しやすくなる栽培方法です。慣行栽培では,夏から秋は成長した親茎の茂みに潜り込んで若茎を収穫するため,腰をかがめながら行う姿勢が長時間続き体への負担が大きくなります。組合員の高齢化が進み収穫作業の負担が課題となっていた同法人では,3年前からL字栽培を導入し,収穫作業の負担を軽減することができたことで,組合員の評価も上々です。
今年は春芽の収穫量が昨年の3.4倍となり,軽労化に取り組みながら高収量を目指していきます。
(北部農業技術指導所)
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