農業技術指導所は,4月から5月にかけて世羅町の複数の集落法人でドライブハローを用いた荒代かきの現地実証を行いました。
県中北部地帯では,慣例的にロータリ-を用いた荒代かきが実施されていますが,作業幅が狭いため作業効率が低く,春作業の進捗のボトルネックとなっています。
実証試験では,ドライブハローを用いることで作業時間が3~5割短縮するとともに,消費燃料も5~7割程度低減することができました。懸念されていた減水深もロータリーを用いた従来慣行法と大差はなく,省力化に向けた有効な作業体系として,今後,大規模経営体への導入拡大が期待されます。
(西部農業技術指導所)
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